浦島太郎の伝説に出て来る龍宮城は、一般的に「海神=龍神」の棲むところとされています。しかし、浦島太郎伝説が記されている『日本書紀』や『丹後風土記』、また物語が整えられた中世の『御伽草子』でも、龍宮城の主であるはずの龍神は登場し …
七不思議という言葉は、今では日本でも慣用句として用いられているほど一般的な表現ですが、これに「世界」が付いた、世界の七不思議という概念は、もともと紀元前260年頃~紀元前180年頃に実在していたという、古代ギリシャの数学者兼旅 …
浦島太郎の伝説でとても不思議なのは、この物語が初めて記述された『日本書紀』や『丹後風土記』では、浦島子(浦島太郎)が行くのが「龍宮」ではなく「常世の国(とこよのくに/蓬莱山)」であるということ。また中世の『御伽草子』でようやく …
助けた亀に乗って龍宮に行く「浦島太郎の伝説」は、誰でもご存知の物語だと思います。 一般的に知られているストーリーは、浜で子供たちにいじめられている亀を漁師の浦島太郎が助け、そのお礼に亀は浦島太郎を海中の龍宮城に連れて行きます。 …
カンボジアの古代王朝時代である12世紀頃、アンコール王朝のヒンドゥー教寺院として作られたアンコールワットは、後に国教が仏教に改修されたこともあって、現在では仏教寺院にヒンドゥー教的な要素が混在した、神秘的な存在となり、その独自 …
関東地方や中部地方で発掘される縄文時代中期の土器は、発掘された神奈川県相模原市の「勝坂遺跡」にちなんで「勝坂式土器」と呼ばれています。竜蛇神の巫女かも知れない「巳(ヘビ)を戴く神子」の土偶や「蛇文深鉢」が発掘された「井戸尻遺跡 …
現在のカンボジアはシェムリアップにあるアンコール遺跡群のなかでも、荘厳かつ優麗な建造物として非常に人気のある存在が、12世紀頃にヒンドゥー教寺院として作られた、アンコールワットです。 アンコールワット建設当時の時代は、アンコー …