古代の中国に「越(えつ)」という国がありました。「呉越同舟」ということわざの由来となった越ですね。越は中国の春秋時代、紀元前600年頃から紀元前300年まで現在の東シナ海に面した浙江省の辺りにあった国で、ことわざにある隣国の「 …
かつてカンボジアがクメール王朝(またはアンコール王朝)とよばれていた12世紀前後の時代に、現在は世界遺産として登録されているアンコールワットが作られています。 建設当時はヒンドゥー教寺院として作られたのですが、今では仏教寺院と …
日本最古の巫女の姿かも知れない、頭にとぐろを巻いたヘビを載せた「巳を戴く神子」の土偶が発掘されたのは、長野県の八ヶ岳山麓「井戸尻遺跡群」の「藤内遺跡」でした。 この井戸尻遺跡群があるのは諏訪郡富士見町ですが、この信濃国の諏訪の …
アンコールワットを含むアンコール遺跡群は、カンボジア北西部にあるトンレサップ湖の北岸、シェムリアップという町にある、クメ-ル王朝(アンコール王朝とも呼ばれています)時代の遺跡群です。 クメール王朝の繁栄には、当時カンボジア地域 …
世界各地のはるか古代には、ヘビを崇める「蛇信仰」や蛇が神または神に等しい存在として龍になるといった「竜蛇伝説」があります。西洋ではキリスト教などの影響から蛇やドラゴンが邪悪なシンボルとなって行くのに対して、アジアでは蛇や龍は神 …
カンボジアにあるアンコールワットは、世界遺産として登録されている、アンコール遺跡における代表的な建造物であり、12世紀前半に、当時のアンコール王朝の王であるスールヤヴァルマン2世によって、ヒンドゥー教寺院として建設された、とい …
アンコール王朝の遺跡であるアンコール遺跡には、世界的に有名な建造物であるアンコールワットが存在し、日本からも多くの観光客が訪れていますが、カンボジアという国(正式名はカンボジア王国)自体は、日本ではあまり知られていません。 A …