『古事記』と『日本書記』に語られる「須佐之男命(すさのおのみこと)」と「八岐大蛇(やまたのおろち)」の伝説はとても有名な物語ですが、それではこの八岐大蛇、果たして巨大な蛇なのか、それとも日本に初めて登場した龍なのでしょうか。こ …
日本の神話に登場する怪物と言えば、誰でもすぐに思い浮かべるのは「八岐大蛇(やまたのおろち)」ですね。『古事記』や『日本書紀』に記述された日本神話には、それほど多くの怪物は登場しないのですが、そのなかでも際立っているのはやはり八 …
古代メソポタミアでは、紀元前9000年頃より始まった世界で最も古い「シュメール文明」の都市国家の頃から、龍または竜蛇と考えられる聖獣が都市の守護神に従い、都市や神殿を護っていたとみられる図像や記述が遺っています。 シュメール語 …
龍がどこで生まれたのかを探して行くと、「古代メソポタミア」に辿り着くと言われています。 古代メソポタミアとは、ご存知のようにオリエント(中東)の地、現在のイラクやシリアを流れるチグリス川とユーフラティス川に挟まれた平野に、世界 …
インドは仏教の発祥の地ですが、現在のインドには仏教徒はわずか0.8%しかおらず、ヒンドゥー教徒が80.5%で大半を占めています。 紀元前16世紀頃に北西から侵入したアーリア人が支配するインドの主な宗教はバラモン教でしたが、紀元 …
中国と並んで古代四大文明の発祥の地であるインドも、龍と関係の深い場所です。 古代のインドと言えば様々な神が登場するインド神話の土地であり、また日本にも深い関わりのある仏教発祥の地でもあります。特に中国を経て日本に伝わった仏教と …
中国の龍は古代の文明や文化のなかから生まれて後、明確な姿かたちを持って進化して行き、やがては皇帝のシンボルとされました。ところで、日本の龍としてもおなじみの、中国発祥の龍の姿がどうなっているかご存知ですか? 時代 …