現代のわたしたちがイメージする陰陽師というと、呪術を操り鬼や魔と戦い調伏する、古代の魔術師のような存在といったところでしょうか。しかし、飛鳥時代に誕生した「陰陽寮(おんみょうりょう)」に所属する「天文」「陰陽」「暦」「漏刻(水 …
希代の陰陽師「安倍晴明(あべのせいめい)」が活躍する平安時代の中頃よりも300年ほども前の飛鳥時代(7世紀後半)に、「陰陽師(おんみょうじ)」が所属する「陰陽寮(おんみょうりょう)」が朝廷の役所として誕生します。 そこで行われ …
古代より歴史の表舞台には立たず、どちらかと言えば陰に隠れた存在であった「陰陽師(おんみょうじ)」。その代名詞と言えば「安倍晴明(あべのせいめい)」ですが、晴明について探って行く前に陰陽師とはどんな存在だったのか、どんなことをし …
みなさんは「陰陽師(おんみょうじ)」をご存知ですか? また、平安時代に活躍した史上最強の陰陽師「安倍晴明(あべのせいめい)」の名前を知っているでしょうか? 陰陽師といえば、安倍晴明を主人公とした夢枕獏氏の小説『陰陽師』が今も巻 …
「竹取物語」のクライマックスで、とうとう月の国に帰ることになったかぐや姫に、天人は2つの箱を持って来ます。ひとつの箱には「不死の薬」が、そしてもうひとつには「天の羽衣」が入っているのです。不死の薬を口に入れたかぐや姫は、天の羽 …
5人の貴公子の求婚を、難題でことごとく退けたかぐや姫。その『竹取物語』の後半からクライマックスは、帝(みかど)とかぐや姫の淡い恋愛と月に帰る姫との別れの物語です。 それはどのようなお話で、かぐや姫との恋に落ちた天皇とは誰だった …
『竹取物語』では5人の貴公子とのお話が最も長いパートで、全体の3分の2以上を割いています。 こういった結婚の条件として女性から難題を出すお話は、「難題求婚譚」と呼ばれていて世界中の物語にあります。しかし竹取物語の不思議は、一般 …