越前の国(福井県)に「黒龍(くろたつ)神社」という古い神社があります。 もとは高尾郷黒龍村にありましたが、その後現在の福井市舟橋に遷座しました。 黒龍大明神は日本古来の四大明神のひとり この神社の由 …
日本の龍伝説で最も多く登場する龍といえば、「九頭龍(くずりゅう)」ではないでしょうか。 信濃(長野県)の戸隠、越前(福井県)、相模(神奈川県)の箱根、上総(千葉県)の鹿野山、摂津(大阪府)、肥後(熊本県)の阿蘇など、全国各地に …
日本の各所にはいくつもの龍にまつわる伝説がありますが、そのなかでも最も良く知られた話は、京の都にある「神泉苑」の龍神と空海の伝説ではないでしょうか。 神泉苑は平安京造営当時から現存する唯一の遺蹟 神 …
寺社にある彫刻や絵画をはじめとして、気をつけて見ると私たちの身近に様々な龍の姿やデザインを発見することができます。 奈良時代から平安時代、そして中世へと時代が進むに従って、中国から渡って来た龍の一般的な姿がより明 …
日本各地には「天狗山」や「天狗岳」といった、天狗の名前がついた山が数多くあります。 ネットで調べてみても天狗山は、北は北海道から南は九州・鹿児島まで全部で48ヶ所。天狗岳も同じく北海道から佐賀まで23ヶ所と、合わせると71ヶ所 …
龍神を化身に持つ弁才天(弁財天)を祀る寺社で、三大弁才天のひとつと呼ばれるのが相模の国(神奈川県)江ノ島の「江島神社」です。 ご祭神は、神仏習合で弁才天と同一とされる「市寸島比売命(いちきしまひめ)」をはじめとし …
火災が多く起こった日本において、古くから「火伏せの神」と呼ばれた火災除け防災の神様への信仰がありました。 その大本は古事記・日本書紀に登場する「カグツチの神」で、神生み神話でイザナギ、イザナミの間に生まれた火の神です。このカグ …