あっという間に美しい女性となったかぐや姫のもとに5人の貴公子が現れ、それぞれがかぐや姫を自分のものにしようとアプローチします。しかしかぐや姫は、5人の貴公子にそれぞれ異なったこの世のものとは思われない宝物を、手に入れて来ること …
『竹取物語』の物語の構成は、古代からの伝承を元にした話と歴史的な時代の人物を題材にした話が組み合わされていると言われています。 天から降りて来た天女の話でよく知られるのは、『丹後国風土記』をはじめ各地に伝承され語られる「羽衣伝 …
『竹取物語』の主人公であるかぐや姫は、どうして「かぐや姫」と呼ばれるのでしょうか? 光る竹の中から発見されたわずか3寸(約9cm)の小さな女の子は、竹取の翁(おきな)とその妻の嫗(おうな)によって籠の中で育てられ、3ヶ月でみる …
光る竹の中から発見されたかぐや姫が主人公の『竹取物語』は、日本で最も古い物語で「物語の祖(おや)」と言われます。 竹取物語が書かれたのは平安時代初期の10世紀半ばとされていますから、いまから1000年以上も前の作品なのですが、 …
日本には古代から巨人の伝説がある一方で、小さな英雄や神様のお話があります。よく知られているところでは「一寸法師」。わずか1寸(約3cm)の背丈で鬼退治をするヒーローです。 古事記や日本書紀には「少名毘古那(すくなひこな)」とい …
日本で最も古い物語は何だかご存知ですか? 日本の「物語の祖(おや)」とも言われるこの作品は、世界でも最古級のSF小説とも言われています。 それは『竹取物語』。光る竹から現れ月に帰る「かぐや姫」で知られる、あの物語です。 &nb …
浦島伝説のルーツと思われる「山幸彦と海幸彦」の神話で、山幸彦を「綿津見神(わたつみのかみ/海神)」の宮へ連れて行く「塩椎神(しおつちのかみ)」またの名を「塩土老翁(しおつちのおじ)」いう老人の神様は、海の潮流と航海の神であり、 …