> >

チャネリング:チャネラーの「コンシャスとアンコンシャス」

チャネリング

チャネリングという神秘的な概念のひとつの捉え方として、勘やひらめきといった「時間軸的に近い将来または遠い未来を見通す、なんらかの判断基準である」、という見方が存在しています。
チャネリングというキーワードの可能性や広義性を示す説ともいえるのですが、チャネリングが持つ「予知能力」は、ヤマ勘やアーティストの才能、ビギナーズラックなど、身近な形で常に顕在化しており、「何かの力が存在している」ことは、広く世の中に浸透しているところではあります。
チャネリングによる勘やひらめき、才能の発露は、何を出処としておこなわれているのでしょうか。

スポンサードリンク

 

コンシャスとアンコンシャス

チャネリングと予知能力を考えていくうえで、チャネリング専門家や、チャネリング能力を駆使しているチャネラーと呼ばれる人々が分類している「チャネリングの方法」に着目してみましょう。
チャネリングの方法には大きく二種類ある、といわれています。

チャネリングをおこなう当人が、意識的に意志をもっておこない、チャネリングをおこなっている間、常に何が見えているか認識できている状態でのチャネリングは、「コンシャス・チャネリング」と呼ばれています。

また逆に、チャネリングをおこなっている間、まったく意識や記憶がない、なかば「トランス状態」でチャネリングをおこなう、という方法も存在し、こちらのほうは「アンコンシャス・チャネリング(別名トランス・チャネリング)」、と呼ばれています。

両者ともチャネリングではあるものの、そのプロセスは全く異なっています。
前者はチャネラー自身の意志である可能性はあるものの、未来予測が正しいものであるとするならば、未来を見通すという行為を、チャネラー自身が意図的におこなうことができている状態であるといえます。
後者は、チャネラー本人というよりも、なんらかの存在(いわゆる「高次元の意志」、ある意味「潜在意識」ともいえます)が、媒体としてチャネラーを使っている、という見方ができます。

 

青森県のイタコもチャネラー?

アンコンシャス・チャネラーは、日本でも古くから存在していました。
古代に儀式をおこなっていた巫女や宗教者のほかにも、たとえば青森県は恐山に古来から存在しているというイタコなどが該当します。
イタコは、死者を呼び寄せて、イタコを媒体として死者の思いを語るという、非常に特異な事象を出現させることができる存在として、世界にも知られた存在となっていますが、イタコもまたチャネラーである、といえそうです。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

カテゴリ: その他

Comments are closed.