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サイコメトリーのメカニズムに科学的根拠はあるのか?

サイコメトリー

 

サイコメトリーは、「人間を含めて、すべての生物や環境、物品には、なんらかの思念が残留している」という前提のもと、その残留思念を読み取る超能力のことをいいます。サイコメトリーは、心霊現象や超常現象として取り扱われている反面、科学的または医学的な根拠もいくつか確認することができる能力でもあります。ここでは、サイコメトリーのメカニズムを考察し、その実存可能性を検証していきます。

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「残留思念が液体に残る」という説

残留思念は、主に心霊現象の観点から、「湖や海、川などに強く残っている」といわれています。「思念」というものを物理的に捉えることは、現代においては実現できていないものの、「なんらかの思念を感じ取る人が多い」ことは事実です。
よく言われるのが、「人は誕生前、子宮内にいるときに、液体の中で暮らしているため、水辺に行くと独特の感覚を覚える」というものです。心理学や遺伝子工学においても研究され、未だ解明されていない感覚なのですが、(あくまでも統計学上の結果として)なにがしかの能力や思念、記憶等が関連していることが考えられます。

 

 

古いモノから思念を読み取る例

また、考古学の領域と関連して、「心霊考古学」という言葉があります。これは、大昔の文明の遺跡などを見た際に覚える感覚で、懐かしさであったり、記憶のようなものであったりといった、「なんとなく感じている感覚」を研究している分野で、サイコメトリー能力を持つ人が、遺跡を見たり触れたりしている中で、当時の様子や歴史的事実を見通すような事例をもとに、その原因が研究されています。20世紀最大の透視能力として知られるポーランドのステファン・オソヴィエツキー氏は、物品を手に取り、意識を集中することで、その物品にまつわる何万年も前の出来事を語り、考古学の分野での研究結果と一致することもしばしば起こった、といいます。

 

 

なんらかの記録が存在している?

「物品を見て物語を読み取ること」、これは作家や芸術家に顕著な「想像力」とも関連があるように思われますが、読み取った物語が史実と一致する頻度があまりにも高い場合には、想像力というよりも、「何らかの記録を読み取る力を備えている」、との見方もできます。読み取れるということから、「何らかの記録が存在している」という仮説を立ててみると、サイコメトリーの前提となっている「あらゆる物品に思念が残留している」ということが説明可能になります。これが超心理学の世界でいわれている、アカシック・レコードという概念です。

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カテゴリ: その他

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