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ネアンデルタール人時代のオーパーツ?ロシアの極小コイルの謎!

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世界各国から報告されているオーパーツ(=時代や場所にそぐわない物品)は、大昔(大方が紀元前より過去の時代)に、現代にも通じるようなハイテク技術が必要な物品が存在した可能性を示しているのですが、その多くは謎に満ちていて、未だその全貌は解明できていません。ロシアの金鉱で発掘されたという極小コイルも、なんと約2~30万年も前の地層から発見された、とのことです。

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極小コイルが発掘された経緯

この極小コイルは、1990年代に入ってから、ロシアのウラル山脈の東側にある、ナラダ川の流域で発掘されました。この場所は金鉱として、地層を掘り返す作業がおこなわれていたとのことで、先の述べた「約2~30万年も前の地層」の根拠として、地層の分類からの推測であることがわかっています(発見者は、この一帯で働く金鉱採掘者達でした)。この地層は、更新世という地質の時代を示すものであり、約258万年前から約1万年前までの期間を指しています。この時期は、大半が氷河期であったとのことで、人類の祖先に当たる、北京原人やジャワ原人、ネアンデルタール人が生きていた時代と合致しています。

 

ナノテクコイルが大量に出土!

発掘された極小コイルは、銅製やタングステン製のほか、モリブデン製のものもあったそうで、これらはもっと近代になって開発された金属で、地層とは相反する特性を持っているため、オーパーツとして取り扱われることになった、とのことです。ウラル山脈は、ロシアを南北に縦断する山脈で、ユーラシア大陸全体から見ると、ちょうどアジアとヨーロッパに分かれる境界線上にある山脈です。

 

最小0.003ミリという驚異の小ささ!

この地域では、このような金属が大量に発掘されたといい、それぞれコイルやネジのような形状をしていたということなのですが、その大きさは、最小のもので0.003ミリという小ささだったそうです。現代風にいうと「ナノテク」に相当する大きさであり、とてもネアンデルタール人の時代に製作できる代物ではない、といえます。さらに、タングステンという金属は、数千度という高熱を用いなければ形成できない金属でもあり、小ささもさることながら、金属の形成も、地層から推測される時代に製作することは不可能だった、と思われます。発掘されたコイル状の金属の中には、ほぼ完璧に成型された輪がついたままの状態で発見されたものもあり、本当に何十万年も前に成型された金属であったとするならば、その保存状態も、驚嘆に値します。

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カテゴリ: その他

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