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ジンクスを科学する!古来からの言い伝えには信憑性があった!

ジンクス

 

日本で良く言われているジンクスのひとつに、「2度あることは3度ある」というものがあります。
このジンクスは、不思議なことに実際に起こることも多く、世の中の事件、スポーツ界や芸能界の出来事、普通の人々の生活の中でも確実に息づいていて、「2度あることは3度ある」ことは、よく目撃・体験されています。
このジンクスの本質や信ぴょう性は、どのようなものなのでしょうか。
ここでは、「2度あることは3度ある」のジンクスについて、そのメカニズムを考察していきます。

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どんな時に活用するのか

「2度あることは3度ある」のジンクスは、一見そのジンクスを活用する人々にとって、何か望みや目的があるようには見えないのですが、このジンクスの裏には、実際には「もう一度起こって欲しい」といった願望が潜んでいることが多いものです。

 
良い例では、仕事や恋愛に関する成功例が2回続いた場合に、さらに良い結果をもう1回望む場合に使われ、病気や事故などの悪い結果を避けたいと思っている時にも、続けて2回起こったあとには、「もう1回起こってしまうのではないか」という気持ちと一緒に、この「2度あることは3度ある」のジンクスを思い浮かべてしまうものです。

 

 

なぜそうなりたいのか

このジンクスを望む理由を考えてみると、良いことが2度続いている場合には、「もう1度、またはそれ以上良いことが続いて欲しい」という願望が垣間見えます。
また、悪い例の場合には、「もう1度起こるのではないか、これを避けるには何をすべきか」という事故防止の気持ちが働いていることでしょう。
誰しも、良いことはくり返し起こって欲しいと考えますし、悪いことは、これっきりにして欲しい、と望むものです。
正反対ではありますが、願望があるからには、ジンクスをも頼りにしたい、というのが人間心理なのです。

 

 

何をすれば良いのか

やるべきことは、良いことの場合と悪いことの場合で異なりますが、本質的には同じです。
要は、「幸せになりたいということを意識する」ことです。
良いことは、際限なく続くために何をすれば良いかを考えます。
悪いことは、2度と起こさないためにすべきことを考えるのです。

 

 

最大限活用するには

このジンクスがクローズアップされるタイミングにおいて、自分のアクションや判断を今1度振り返ることが、このジンクスを最大限活かすための方策となります。
「2度あることは3度ある」というジンクスに対し、起こりうる事象に対して準備を万全にすることが有効です。
「良いこと」の場合には、3度続けて起こすための準備を、「悪いこと」の場合には、悪いことをこれ以上起こさないために実施すべきことを考えて、実行に移すのです。
そうすることで、自ずとラッキーな結果が手に入る可能性が高まるのです。

 

 

「当たるも八卦、当たらぬも八卦」とジンクス

一方、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という言葉があります。
意味としては「占いやジンクスが、当たっても当たらなくても、必要以上に深刻に受け止めてはいけない」というものであり、この中の「八卦」という言葉は、中国の「陰陽思想に基づく言葉」で、「易=占いをつくる(=結果を出す)基本的な要素・部品ともいえる概念」だそうです。
この言葉の意味とジンクスは、どのように関連しているのでしょうか。

 

 

当たり外れの定義とは

宝くじやギャンブル、あみだくじや駄菓子屋さんのお菓子くじ、お祭りにおけるくじ等において、「当たり外れ」の概念というものが存在し、大抵の場合には外れても何がしか得ることができるものの、「当たり」の場合の景品(もしくは現金)と比較すると、外れた時の景品は、非常にチープに見えてしまうものです。

 
当たり外れがある事象に参加する人間の心理として、「(殆どの場合はお金に換算できるものですが)本来考えられているリスクを背負わずに、ハイリターンを望む行為」であるといえます。
たとえば100円の宝くじをを購入して、1億円を得ようとする行為等がその典型です。
いわゆる「ラッキーな要素」がない限り、通常ではありえない状態を生み出すことが「当たり」の状態ですが、お金の要素を外して考えると、少し景色は変わってきます。

 

 

当たりの概念と人間の思考

人間の心理状態として、本来「当たりか外れ」というものは、もっと根源的で、損得勘定以前のものだったのではないでしょうか。
そこにお金の概念が介入することで、「ローリスクハイリターン」といった実利的な要素が入り込み、この考え方が一般的に浸透しているのですが、本来の意味としては、まさに「当たるも八卦、当たらぬも八卦」であり、本来の意味合いは「何らかのアクションの先に予想されることは誰にとっても不確定であり、不確定であることを前提に行動しなければならない」ということが教訓として示されている、と考えられます。

 

 

ジンクスは背中を押してくれるおまじない

ジンクスに目を向けてみると、その存在意義は、本来の「当たるも八卦、当たらぬも八卦」に近い意味合いであることがわかります。
なぜならば、ジンクスには必ず人間の思いと行動が伴っていて、必ずしもお金で定量的に示せるものではないからです。
ジンクスや「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という言葉は、ローリスクハイリターンといった単純な損得ではなく、人が納得しうるライン、ひいては納得に至るために必要な「思考する機会」を与えてくれるような存在なのです。

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カテゴリ: その他

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