> >

予知夢とマーフィーの「潜在意識の法則」夢の研究はまだまだ続く!

予知夢

 

潜在意識の中身や形を知る方法には、マニュアル本があるわけでもありませんし、一般的に手軽にできる方法が広く浸透しているわけではありません。しかし、夢や予知夢を分析することで、潜在意識の正体の一端を垣間見ることは可能です。19世紀のスイスの心理学者であるユングは、深層心理を知る手段として、夢分析を重視していた、との報告もあります。

スポンサードリンク

 

 

あるべき方向を示している可能性

夢や予知夢の重要性を示すもっとも大きな理由のひとつは、なんといっても「実態が知られていない潜在意識を知る手掛かりになる」こと、といえます。眠っている間に、さまざまなストーリーが組み立てられたり、リセットされたり、はたまた実際に起こってしまったりするわけですから、私達が普段認識している顕在意識との比較においても、潜在意識は、より多くの可能性を持った領域である、といえます。

 
夢分析では、見た夢を記録し、それらをつなぎ合わせて分析することで、潜在意識のあり方を考察する、といった手法ですが、予知夢についても、こういった形で可視化した夢が、実際に出来事として起こったことから、その実在性が語られるようになっていったのです。この領域の研究者として有名なのが、先のお話したユングや、オーストリアのフロイトに加えて、近年ではアイルランド出身の宗教者であるジョセフ・マーフィーが知られています。

 

 

もうひとつのマーフィーの法則

マーフィー氏の提唱する「潜在意識の法則」(いわゆる「マーフィーの法則(アメリカ海軍発といわれている、ユーモアや皮肉に満ちたジョーク的なもの)」とは別物です)では、「顕在意識よりはるかに大きな潜在意識の領域を活用することで、豊かな人生を送ることができる」といったことが語られています。

 
根底には、「人間は宇宙の縮小体であり、潜在意識は無限の宇宙につながっている。このため、潜在意識のデータ量や、未来予知を含めた可能性も無限であり、今認識されていることをはるかに越えるパフォーマンスを発揮できることが期待できる」、という概念がある、とのことです。

 
普段認識していないさまざまな記憶=潜在意識の中には、人間が遺伝的または根源的に持っている意識も含まれている、といわれています。これらを活用する方法は、まだまだ明らかにはされていないのですが、マーフィー氏をはじめ、医学的な領域においても、さまざまなアプローチで研究が進められています。
予知夢を見るメカニズムをはじめ、人間の潜在意識の全貌や可能性の解明がなされることに期待したいところです。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

カテゴリ: その他

Comments are closed.