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夢のコントロール。良い夢を見るためにできることとは?

夢

「良い夢」や「見たい夢」を見るための条件としては、大きく三つあることがわかっています、ひとつは「レム睡眠」、それから「(脳のパーツである)前頭葉を経由した刺激」、そして「刺激に対して反応するために、(こちらも脳のパーツのひとつである)海馬に蓄積されている記憶」です。

 
「レム睡眠」は、とにかく睡眠状態になってしまえば、人間の脳や肉体の通常の働きとして、ほぼ必ず起こるものであるため、「見たい夢」を見るために工夫できそうなのは、「刺激」と「記憶」である、と考えられます。

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良い刺激を得るには?

夢を見るのが睡眠中であることを考えると、工夫すべき領域のひとつ目である「刺激」は、起きている時に起こす必要がある事象であることがわかります。
起床中とは、前回の睡眠終了時から、今回の睡眠の開始直前までの間の時間を指しているのですが、普段の生活の中に「良い刺激」があることまもちろんのこと、「見たい夢」を見る直前の行動、つまり「寝る直前の行動」も、左右されることが想像できます。

 
なぜならば、人間の感情というものは、直近に起こった刺激がもととなることが非常に多いからです。
修業を積んだ宗教者や、何事にも動じない強固な精神力の持ち主ならともかく、一般的な人なら、いまいま目の前で起こった刺激に対する反応が、しばらく続くということは体験されているかと思われます。
このため、寝る直前の行動が、「見たい夢」の実現性の確率をアップさせることができる、と考えられます。

 

 

睡眠直前のイメージトレーニングが有効

「良い睡眠」、「良い夢」、そして「見たい夢」を実現させるには、(たとえ昼間の活動中に少々気が滅入るようなことがあったとしても)寝る直前のイメージが重要になります。
よく言われていることですが、アロマ効果(自分自身がリラックスできる匂いを意図的に作り出すことで、「良い眠り」を作り出すといわれています)も、寝る直前のイメージづくりとしては大変有効である、といえます。

 
それから、寝る環境、枕やベッドなども、やはり「自分に合った良い環境を作る」ことは欠かせません。
枕の高さがあってなかったり、狭かったり高かったりして、寝返りを打った際に、落下や不快な感じのもとになりそうなベッドや布団で寝てしまったら、いい夢を見れそうにもありません。
このように、「脳への刺激」というものは、必ずしも記憶や感情だけでコントロールしきれるものではなく、人為的に作り出すことも可能なものなのです。
いわば「イメージトレーニング」、ともいえるものです。

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カテゴリ: その他

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