> >

夢コントロールの準備。良い睡眠とはなんだろう?

夢

夢は、睡眠している間に見るものであり、睡眠の意義と夢は、切っても切れない関係性を持っているもの、と思われます。このため、「良い夢」を見るためには、「良い睡眠」を目指す必要がある、と考えられます。

 
睡眠の効用としては、脳の情報処理系の神経を回復させるという働きと、成長ホルモンの分泌を即し、肌や髪の回復や、傷の修復などをおこなう働きがあることがわかっています(マウスを眠らせないでいる実験では、体毛が抜け落ちてしまう、という事象が確認されています)。

 
「良い睡眠」、つまり、「良い夢を見るための環境つくり」とは、どのようなものなのでしょうか。

スポンサードリンク

 

 

「良い睡眠」とは?

「良い夢」を見るための「良い睡眠」を考えるうえで、どのような睡眠が「良い睡眠」なのかを考えていきましょう。
「良い睡眠」のイメージは、「よく眠れた」、「体が休まった」、「起きた後の活動に対して、能動的な気分を持つことができる」、などが考えられます。

 
逆に「悪い睡眠」とは、「睡眠の途中で何度も起きる」とか、「疲れが取れない」とか、「(乗り物酔いやお酒の飲みすぎなどが原因で)不快な気分のまま熟睡できなかった」などがあげられます。

 
これらの状況を考えてみると「良い睡眠」とは、簡単に言えば「睡眠のあとの生命活動全般に対して、能動的になれるためのもの」であることがわかります。
そこで問われるのが「睡眠の質」です。

 

 

「深い眠り」と「浅い眠り」

「睡眠の質」とは何かといいますと、それは「眠りの深さ」に依存する、といわれています。
「良い睡眠」とは、眠りの質もよく、「熟睡できている」、つまり「深い眠りである」、ということです。

 
これに対して「浅い眠り」とは、例えば半分くらい覚醒している、つまり半分は意識がある状態の眠りを指していて、この状態では、そもそもの睡眠の目的である「脳の情報伝達系の休息、回復」が十分にできない、ということが考えられます(このためにいわゆる「寝不足」の状態では、起床した後の「すっきりしない感」や「思考を切り替えた感の不足」、「眠る前の出来事やシーンがそのまま継続しているように思える」、といった感覚がついてまわるもの、と思われます)。

 
一方で「夢を見ている状態」というものは、(そもそも夢を認識しているという時点で)ある意味「半覚醒状態の眠りである」、ということもできます。
「夢を見ている睡眠の状態」は、必ずしも「良い睡眠」ではない可能性もうかがえます。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

カテゴリ: その他

Comments are closed.