合格・不合格も最後は神頼み？受験にまつわるジンクス4種

 
春は受験のシーズンであり、受験生は長い期間一生懸命勉強して、受験の準備は万端ではないか、と思われます。しかし受験突破には運の要素も絡んできていて、得意な問題や相性の良い問題が出題されて合格したり、体調が万全ではなくて失敗したりと、最後の最後は「神頼み」の部分も必要になってきます。

 
こういった性質を持つ受験においては、多くのジンクスが作られています。ここでは、受験にまつわるジンクスをいくつかご紹介します。

 

大学受験の合格発表前にアパート契約をすると合格する

地方の方も合格を目指して挑戦する受験では、遠方から引越しも視野に入れて受験にやって来る方もたくさんいます。こういった方を対象にいわれているジンクスが「大学受験の合格発表前にアパート契約をすると合格する」です。このジンクスは、いわば「退路を断つ」というか、「合格せざるを得ない状況を作り出すことで、運を引き寄せる」効果がある、と思われます。受験に限らず「退路を断つ」アプローチは、当事者の覚悟の大きさを示していて、そこには軽い願掛けの何倍ものパワーを感じることができます。万が一落ちてしまった場合にどうするか、という問題は残るものの、試してみる価値はあるジンクスではないか、と考えられます。

 

受験前に志望校の敷地に５円玉を投げ込むと合格する

また、ちょっとユニークなジンクスに「受験前に志望校の敷地に５円玉を投げ込むと合格する」というものがあります。これは、初詣や神社参りの際の「５円（＝ご縁）がありますように」という願いに由来するジンクスであると思われますが、ジンクスのある種神頼み的な側面を如実に示すジンクスである、といえます。

 

伊勢丹新宿店の写真屋で証明写真を撮ると合格する

それから、受験生の間で密かに広まっているジンクスが、「伊勢丹新宿店の写真屋で証明写真を撮ると合格する」というものです。これは主に口コミで広まっているものですが、昔からよくいわれているジンクスであり、浸透度の高さから、「一定の割合で統計的な結果が出ているのではないか」、と考えられます。

 

吉田神社に京大受験生が行くと落ちる

最後に、「これをしてはいけない」という教訓を含んだジンクスをご紹介します。京大受験生限定になるのですが、「吉田神社（京都市左京区）に京大受験生が行くと落ちる」というジンクスがあります。これは非常に有名なジンクスで、このジンクスを信じる人は、関西圏を中心に大勢います。「受験は最後は神頼み」ということを考えると、このジンクスを逆手に取ることは危険ですらあり、とりあえずは京大受験生はこの神社に近づかないほうが無難ではないか、と思われます。