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ジンクスを教訓として活かす方法~資格取得にまつわるジンクス

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最近は、ひところの「不景気」に比べると、「好景気」といわれることも多くなってきました。そのため、新卒の就職や転職市場においても「氷河期」は脱したような雰囲気になってきています。そんな中、就活や転職活動の中で、不景気時と変わらない普遍的な人気を保っているのが「資格取得」です。チャレンジする人が多い分、さまざまなジンクスが作られています。ここでは、資格にまつわるジンクスをいくつかご紹介します。

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資格を取得することの意義

まず、「今の時代に資格を取得する意義」を考えてみます。就職や転職といったシーンにおいて、「その仕事ができる、または関連知識がある」といったアピールをするためには、名刺代わりに自身のスキルを提示することができる資格は、非常に有効なツールである、といえます。このため、資格取得は幅広く人気を集めているのです。一方で、資格取得に必要な知識と、実際に実務をこなすための知識が異なる場合も多く、一部では「資格周辺の起業や団体の既得権益なのではないか」という見方も存在し、いつの時代にもさまざまな議論がなされる対象にもなっています。

 

実務経験が長いと受からない

このような状況のなかで作られたジンクスが、「実務経験が長いと受からない」というものです。主に簿記や宅建の取得においてよくいわれているジンクスです。これらの資格の場合、「実務経験と資格の内容に乖離がある=実務で身に付けた実践的なスキルが、資格取得に直接役に立たない」ことが多いため、このジンクスが作られたのではないか、と思われます。また、以前は資格取得試験の前提条件として、実務経験が問われていたような資格(たとえばシステム系の資格)が、近年は実務経験の有無が問われなくなってきている、というような背景もあり、「名刺代わりとしての資格」と「実務遂行」は、別々に考えておくことが必要ではないか、とも考えられます。

 

2回目の受験の結果は1回目よりも悪くなることが多い

また、資格の中には、1年に1回だけ試験がおこなわれるものや、1ヶ月に1回など、短い期間に何回も続けて受けられるものなどさまざまですが、2回以上受験した場合によくいわれているジンクスが「2回目の受験の結果は、1回目よりも悪くなることが多い」というものです。これは、必要に迫られておこなった1回目の受験時と、資格取得に失敗した後の2回目の受験時では、モチベーションの違いが生じていることが原因なのではないか、と思われます。多くの人が体験している出来事がジンクスになっている、と考えられ、これからチャレンジする人にとっては、教訓として活かすことのできるジンクス、といえそうです。

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カテゴリ: その他

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