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20年にわたって真剣に取り組まれたアメリカ陸軍の超能力研究「スターゲイト計画」

スターゲイト計画

 

遠く離れていても相手のことが手に取るように見えたら、あなたは何をしますか?

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非現実と思われる透視能力ですが

つき合っている相手が浮気しないか見張っている?試験中、成績トップの生徒の回答を見る?
空間を隔ててなお、見たいものが見える透視能力。
「あったらいいな」と考えることはあっても、実際にあると信じている人はどのくらいいるのでしょうか。非現実的なことなのはたしかです。
しかしそんな遠隔透視能力を、国をあげて研究した機関があるとしたらどうでしょう?

 

 

スターゲイト計画

1970年米ソの冷戦時代、アメリカ政府が敵の秘密兵器を透視でスパイしようと計画しました。コードネームは「スターゲイト計画」。
CIAに依頼され、超能力をスタンフォード研究所が科学的に研究し、超極秘計画として20年のあいだ調べました。
なぜその極秘計画が周知の事実になったかというと、1995年にスターゲイト計画は打ち切りになり、それを発表したことによって計画は明らかになりました。

 

スターゲイト計画の内容

その計画内容はこうです。
厳選された超能力者が集まる特殊な機関、超能力部隊を作り、ソ連の軍事兵器や工場を透視で偵察し情報収集する。
超能力者は意識を敵の基地に向け、頭に浮かんだイメージをことこまかにスケッチします。それらは潜水艦や大砲などの外観、特徴などすべてが正確で、敵側はスケッチと酷似した秘密兵器を実際に持っていたといいます。

 
政府は敵側だけでなく、自国の秘密兵器も遠隔透視させました。その理由は「もしソ連の超能力者が透視したら、こっちの兵器もバレちゃうの?」という逆説的な疑問からでした。
レーザーに感知されない最先端の科学兵器も、超能力部隊の力をすれば正確に当てたのだといいます。

 

 

残念ながら成果が上がらなかった・・・

しかし1995年、成果なしと結果が出て計画は終結。
「まったく信憑性のない結果」の烙印を押されたのです。スケッチが似ていたのも偶然のひとことで説明がつきます。つまり、20年間続けてきたの遠隔透視は否定されたのです。

 

 

実績は上がらなかったが、可能性を産んだスターゲイト計画

軍のなかにそのような部隊が実際にあったということはそれだけでも驚きだしワクワクするものですが、おわってしまったのはちょっと残念ですよね。でも、現代ではFBIが超能力者の力を借りて事件を解決することもあるという噂も見聞きします。20年間に得た知識は、けっして無駄にはならなかったのでしょう。

 
本当に透視能力があったら楽しそうですが、もし一般的な力になったらおちおち浮気もできず、透視用プライバシー保護条例などができたりして…暮らすのにはかなり不便なものになりそうですよね。

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