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テレパシー・超能力などを証明しようとしたガンツフェルト実験。実際は地味だった?

超常現象

 

透視、予知、テレパシー。
念力、死後生存、生まれ変わり。
超能力の種類はさまざまありますが、幽霊を信じる信じないがあるように、超能力も賛否両論です。
証明するには科学的に実験をして、成果を見せなければ公正とはいえません。そのため、大勢の人間が実験を重ね、歳月をかけ解明しようとしてきました。

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超能力実験ってナニ?

実験といっても、超能力実験とは一体どんなことをするんでしょうか?気になりますよね。
超能力ということで実験も派手なものだったり少し怖いというイメージもあるかもしれませんが、実際はかなり地味なもののようです。

 

 

自分でもできるサイコロやカードを使った実験

箱のなかにあるサイコロの数を当てる実験。カードのなかから一枚選び、隣の部屋にいる相手のカードを読み取る実験。コンピューターで乱数を発生させ、つぎに出る数字を当てる実験。
なかには「夢当て」と呼ばれる実験もあります。
被験者が就寝し、そのあいだに見た夢を報告して、予知夢かどうか判断するものです。
かなり原始的でシンプルな実験だということがわかります。

 

 

常に疑惑の目がつきまとう

どんな実験をして1度「これは本物だ」と思える結果が出ても、第三者から見たら「実は部屋には覗き窓があったんじゃないか」「カードの裏が透けてたっぽい」「もともと予知できる準備期間があった」「まぐれ当たりだ」などと指摘される個所がひとつでもあれば、その実験は正確とはいえません。
そのため、実験を行って結果が出ても、なかなか認められないのが現状です。

 

 

ガンツフェルト実験

有名な実験のなかにガンツフェルト実験というものがあります。
閉じたまぶたの上にピンポン球を貼りつけ、上から強い光を当て視界を同じ色一色にします。ヘッドフォンにはアナログテレビの砂嵐のようなノイズを流し、視覚聴覚だけでなく、五感すべてを遮断して行う実験です。
見た目的にはかなり怪しい実験ですが、五感を停止することによって夢を見ているときと同じような状態になるんだそうです。

 

 

想像してみてください

ボヤーっとしているあいだにテレパシーを受けて、カードには○印が書かれているか、それとも×印なのか答えていきます。
視界は同じ白一色、どこからも隙間がなく、周りは見えない。両耳からは砂嵐が止まることなく流され、暑くもなく寒くもない部屋に寝かされる…なんだかヤバい別の能力が発揮しそうな実験ですが、五感を遮断されたガンツフェルト実験でさえ、100%正確な結果は出せていません。

 

 

ガンツフェルト実験でさえ証明できない超能力

カード当てひとつとっても、その答えを被験者がカードの裏を透視したのか、相手の頭のなかを読みテレパシーで知ったのか、時間をまたいで予知したのかなど答えもひとつとは決められず、追求するのは困難です。
科学で超能力が認められる日は訪れるのでしょうか?未来に期待しましょう。

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