> >

ストーンヘンジは神社だった?それとも天文台?

ストーンヘンジ

紀元前3000年頃、ヨーロッパ大陸の北西沖、大西洋に位置し、アイルランド島やグレートブリテン島から成るブリテン諸島には、2000以上ものメガリスと呼ばれる巨石建造物が存在していたそうです。

一説によると、紀元前3000年よりもっと古い時代には既にメガリスは作られていたのではないか、ともいわれていますが、不思議なことに現在までその痕跡を残しているメガリスは、ほとんどありません。
ブリテン諸島に現存するメガリスとして、ほぼ唯一といっても良い存在、それがストーンヘンジです。

スポンサードリンク

 

 

神社のような存在だった?

2000以上あったとされるメガリスが、長い年月を経ているとはいえ、忽然と姿を消してしまった理由は、今もって判明していません。
しかし、ストーンヘンジが現存している以上、なんらかの手掛かりにはなるでしょう。
面積に対する数から、メガリス建造の目的を考察してみます。

イギリスと同規模の国の大きさを持つ日本と比較してみると、日本の面積は377.914平方キロメートル、イギリスの面積は244.820平方キロメートルです。
面積だけみると、日本のほうが大きいのですが、日本には山が多く、人の居住可能区域としては、イギリスのおよそ半分程度なのだそうです。
仮に、ストーンヘンジが日本の神社のような存在だと考えた場合、日本にある神社の数は、約80,000とのことですので、メガリスが2000てあるとすれば、教会や神社のようなものではなさそうです。

 

 

天文台説はどうなのか

続いて、ストーンヘンジは天文台のような機能を持っている点について、数から検証してみると、日本で公開されている天文台は約400であり、ちょっと数的には合致しません。
ちなみにイギリスはもっと少なく、2000という規模感とは乖離があります。

もっともイギリスの場合、ロンドン郊外にあるグリニッジ天文台が経度ゼロで「グリニッジ標準時」として世界的に知られていますので、近くにあるストーンヘンジが、天文台としての機能を持っていたとしても、伝統的という意味合いで、なんら不思議はありません。

2000という数に寄せて、もう少しストーンヘンジの建造目的を掘り下げてみると、大学は数百、競技場やシアターなども数百レベルですが、数千規模かつ舞台がイギリスというところで考えられる可能性として、城跡が一致します。
もしかしたら身分の高い人の住居であった可能性が、考えられるかもしれません。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

Comments are closed.