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いなくなったはずの飼い犬が後ろを歩いていた?動物との不思議な体験

不思議体験

 

私がまだ結婚する前のお話です。
実家は大の犬好き一家です。
私が小さい頃からずっと犬を飼っています。
犬が亡くなる度に悲しい思いをして、もう二度と犬は飼わない!と家族で心に決めるのですが、一年後にはまた可愛い仔犬がやってきます。

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家にやってきたマティーニ

そんな私の家族に仲間入りしたのが白い大型犬でした。
体重45キロもある超大型のわんこマティーニ(仮名)は私が名前を付けました。
ちょっと怖がりでヤキモチ妬きの女の子です。
体が大きな分、思考も人間に近い感じがしました。
表情も感情もとても豊かな子でした。
私が仕事から帰ると、大きな体で「嬉しい♪おかえり~」をめいっぱい表現してくれる可愛い子です。
そのマティーニが10歳になった頃、重い病気にかかってしまいました。
私がマティーニの異変に気が付き、病院に連れて行きました。

 
大した病気ではないと思って待合室で待っていた私と母に、先生がマティーニの病名を告げにきました。
余命3ヶ月くらいだろうと。
一瞬目の前が真っ暗になりました。

 
元気だったマティーニがどんどん衰弱して行くのは見ていられませんでした。
病院で余命を告げられてから2ヶ月ほど経った頃には、歩けなくなっていました。
私はマティーニの寝ている庭の前の部屋で生活をするようになりました。
昼間は仕事に行ってるので、仕事から帰ってから夜中まで、ずっとマティーニの横にいました。
奇跡が起こってくれる事を信じていましたが、
歩けなくなってから2ヶ月後マティーニは、一人で天国に旅立ちました。

 

わたしのうしろに白い犬が?

それから1年程が経った頃、私の仕事先の常連さんがお店に来ました。
その日の何気ない会話からその常連さんの実家が私の自宅の近くだったと言う事が判明しました。
常連さんの話では、少し前に実家の近くを歩いてる私を見かけたそうでした。
家がその辺りなんですと言う話をしていたら、大きなわんちゃんを飼ってるのねと言われました。
え?!と聞き返すと、私が歩くすぐ後ろを白い大きな犬が歩いていたと言うのです。
偶然白い大型犬が私について来てたのかと思いましたが、そんな大きな犬が付いてきていたら私も気が付くはずです。
思い当たるのはマティーニ!!
もしかしたら、時々私を心配して見にきてくれてるんだと思い、嬉しくなりました。

 
毎年命日には動物霊園に行っていましたが、結婚して子供ができてからはマティーニのお墓には行っていません。
でも、霊園の方に向かって手を合わせていました。

 
ある日の夕方、私が今飼っている犬のお散歩をしていたら、私の横を白い犬が追い越して行くのが一瞬見えました。
マティーニ!と思ったらもう姿はありませんでした。
その日はマティーニの命日でした。
すっかり忘れていた私に、忘れてるよってマティーニが伝えにきたようでした。

 
今でも時々マティーニの気配を感じる時があります。
ちょくちょく私を見にきてくれてると思うと嬉しいです。

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カテゴリ: 不思議な体験談

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