> >

極めていれば天才になれたかも?問題を見なくてもわかるテストの答え

不思議体験

 

あまり不思議ではないかもしれませんが、中学三年生、高校受験の勉強をしている時期に、たまに「問題を読む前にテストの答えがわかる」ということがありました。

スポンサードリンク

 

浮いて見える答え

いくつかの選択肢から正解を選ぶ形式の問題に限って起きる現象だったのですが、その選択肢が何となく浮いて見えるのです。裸眼立体視をした時のような感じ、と言えばいいのでしょうか?何となく、選択肢そのものが起き上がろうとしているように思えたものです。
「さて次の問題だ」と視線を移すと浮いている、という感じなので、問題の趣旨も、選択肢の内容もまだ把握していない段階です。あまり頻繁にあったわけではないのですが、その時の答えが間違っていたという経験はありません。

 

頻繁に起こってくれたら百発百中だったのに!

もしもこの現象が頻繁に起こるものであれば、テストは勉強しなくても百発百中。学業の成績がものすごいことになっていたかもしれません。
しかし一つのテストにつき、せいぜい一個が限界だったため、あまり足しにはなりませんでした。
また、自分の好きなときに起こせるわけでもなく、ランダムに起きる現象なので、わからない問題ばかりが浮くわけではありません。普通に解ける問題の答えがわかったところで、大した助けにはなりません。

 
怠け者だったこともあり、この能力?を極めることができればなぁ…などと思っていましたが、なぜか高校に入学した頃から、一切起こらなくなってしまいました。どうせなら高校受験ではなく、大学受験の時に起きてもらいたかったものです。
ちなみに高校は結局、筆記ではなく面接で入学することになりました。

 

勉強しない人に起こる能力?

仮にその現象が、その頃ものすごく勉強を頑張っていたため、意識していなくても一瞬で正解の見当がついていた、という理由で起こっていたものだったら、むしろ格好いいと言えるでしょう。しかし残念ながら、そこまで優秀でも、努力家でもありませんでした。優秀どころか、授業のノートはいたずら書きの方が多いような有様です。高校に入った後の方が、よっぽど勉強するようになりました。
それだけに、たまにとはいえなぜ正解が浮いて見えたのか不思議です。もしかするとあの現象は、勉強をしない人にだけ起こるものだったのでしょうか。だとしたら理不尽だと思いますが。

 
科学的に説明できることなのかもしれませんが、詳しい人に相談をしたことはないので、結局原因はよくわかりません。とても地味な「不思議」ですが、元々あまり不思議体験をしてこなかった身としては、今でも「何だったんだろうか」と考えることがあると共に、他にも同じような経験をした人がいないかな、と思ったりもします。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

カテゴリ: 不思議な体験談

Comments are closed.