> >

難関高校受験直前に酷い風邪に。朦朧とする意識の中での不思議体験

受験

 

私が中学3年生の時に体験したことです。
中学3年生といえば高校受験に必死になる学年で、私もその勉強で毎日忙しかったです。
私は勉強の成績が悪いにもかかわらず自分の実力以上の高校への受験を希望しており、担任の先生だけでなく周囲からも合格は絶望的であると言われていました。

スポンサードリンク

 

 

絶望的と言われたことで返ってやる気になりました

私は負けず嫌いなので、絶望的というネガティブな言葉を自分に浴びせられたことが大変悔しく、絶対に受験を成功させるのだと燃えていました。

 
勉強は学校から帰ってから毎日深夜1時まで頑張り、さらに勉強内容を詰めるために両親に土下座をして家庭教師からの指導を受けました。
そうして私は中学校3年分の勉強内容を2ヶ月で詰め込むことに成功しましたが、まだ周りとの実力が離れていることを実感していました。
模擬テストでは毎回クラスで最下位の成績で、担任の先生からは、もう第一志望の高校は諦めて滑り止めに全てをかけたほうが良いとさえ言われました。

 
私は先生からの言葉に腹が立つやら悲しいやらで、学校のトイレで声を殺してたくさんの涙を流しました。
私はそれからというもの、寝る間も惜しんで勉強ばかりしました。
プライドを捨てて、馬が合わない勉強ができるクラスメイトに教えを請うこともしました。
そうすることにより徐々にではありますが私の成績は良くなっていき、担任の先生からの嫌味もその頃から無くなりました。

 

 

それでもまだ足りないという現実

それでも私が目指す高校に合格するにはまだまだ得点が足りず、失敗するビジョンしか頭の中に浮かばなくなってきました。
担任の先生の言った通り、受験する高校のレベルを落とした方が良かったのではないか。
周囲のアドバイスを真摯に受け止め、自分の身の丈にあった高校を選択するべきだったのではないか。
様々なネガティブな感情がわき上がってきました。

 
ネガティブな感情を引きずったまま、私は最後まで諦めないで勉強を続けようと思いました。
冬が訪れ、手がかじかんでも一心不乱に勉強をしました。

 

 

受験2週間前に体調を壊し・・・

いよいよ試験本番まで2週間をきった頃、私は症状の重い風邪を引いてしまいました。
風邪の症状は喉の痛みや鼻水、さらに39度の高熱と高校受験を諦めなければいけない程のものでした。

 
私はここまで勉強してきて諦めるわけにはいかないと思い、失敗を覚悟で試験に臨みました。
本番では意識が朦朧として思考力が全くない状態でした。
試験後、私は絶望的な気持ちになって家に引きこもってしまいました。
しかし、試験の結果は合格とのことで、支離滅裂な回答をいくつもしていたのに、なぜ合格できたのか不思議でなりませんでした。

 
不思議な体験をしたのは今までの人生でこれだけです。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

カテゴリ: 不思議な体験談

Comments are closed.