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夢のコントロール法。イメージトレーニングとアロマ

夢

「見たい夢を見る」ための工夫として、普段から「良い記憶」や「良い刺激」(ここでいう「良い」という意味は、「絶対的に善良である」、といった意味ではなく、「自分の好みや価値観に合致している」、という意味です)を心がけることも有効ですが、夢を見るのが睡眠中であること、さらに人間の感覚は、直前の行動や刺激に大きく左右されることを考えると、匂いや就寝環境などの「目に見える環境」と同様に、「寝る直前の、見たい夢のイメージ作り」も有効です。

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なぜイメージトレーニングが重要なのか

夢というものは、必ずしも自然発生的に起こるものではありません。
夢のベースとなるのは、「刺激」と「記憶」であることがわかっていますので、いい意味での「思い込み」や「刷り込み」、つまり「イメージトレーニング」は、「見たい夢を見るための方法」として、非常に有効です。

 
なぜならば、アロマ効果と呼ばれる匂いや、枕やベッドの快適さ、それに「寝る直前に抱いた良いイメージ」、これらの要素のどれもが、脳にダイレクトに響くものであり、「夢を見る直前の刺激」として、「見たい夢」を作り出すためのパーツとなりえるからです。

 
アロマやベッドの工夫は、世間一般的に割とよく耳にする方法なのですが、スポーツや入試などならともかく、「見たい夢を見る」ためのイメージトレーニングが有効である、ということは、あまり知られていないのではないでしょうか。

 

 

記憶は「良い体験」が有効

「見たい夢」の構成要素である「刺激」については、寝る直前に工夫することや、加えて「良い夢のイメージトレーニングをおこなうこと」が有効になるのですが、さらに「見たい夢」に近づくためには、「良い記憶を増やす」こともまた有効です。

 
普段から自分にあった「良い体験」を積み重ねることで、「良い記憶」が脳に蓄積されます。
「記憶」は、「見たい夢を見る」状態を作り出すための要素として、「刺激」とあわせて稼働する、いわば「車の両輪」のようなもので、片方が欠けてしまうと、「見たい夢を見る」可能性も低くなってしまいます。

 
イメージトレーニングやアロマ、物理的な就寝環境といった「刺激」という要素に対する準備は、「記憶」に作用するものなのです。
このため、なるべく多くの「良い記憶」を蓄積する、言い換えれば「良い記憶を作るための体験(実体験の中には、読書や映画鑑賞、音楽鑑賞といった「文化的刺激」も含みます)」を積みあげておくことも、「良い刺激」に対する反応の「良い選択肢」を増やすことになり、「見たい夢を見る」ための下地として有効となるのです。

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カテゴリ: その他

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