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チャネリング:情報の取得先はどこ?その伝達方法は?

チャネリング

神秘主義的なキーワードとしては、比較的新しめのものであり、近年神秘思想やニューエイジ思想、スピリチュアル志向などの浸透とともに、長い期間をかけて全世界に広がっていったチャネリングという概念は、未だ完全に解析されつくしてはいないものの、多くの宗教研究家や神秘事象専門家によって、今も解析や研究が継続しておこなわれている概念です。
チャネリングは、20世紀に入ってから発表された「セスは語る」という不思議な著書によって、自分以外の何らかの存在から情報を得る行為として、定義されています。

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情報の取得先はさまざま

チャネリングという行為によって得られる情報の内容は、予言であったり過去の記憶であったり、世界情勢や天変地異、遠く離れた場所での出来事の情報、個々人の日常におけるちょっとした気付きなど、テーマも粒度も実にさまざまなものがあるようです。

これらの情報を得るための「情報元」も非常にバラエティに富んでおり、チャネリングというキーワードのもとになった「セスは語る」という著書では、「セス」という霊的な存在が情報発信元として定義されていますし、ほかには19世紀頃からおこなわれているという、降霊術における霊を発信元としている場合や、近年のUFO信仰の場合には、何千年も生きているという宇宙人を情報元として定義していたりします。

また、「セスは語る」でも描かれているような、情報可視化のプロセスにおける「トランス状態における口述筆記」というケースにもみられるとおり、深層心理学や宗教学、精神医学などとの関連性も、指摘されているところです。

 

物理的でない存在から物理的な存在への伝達

これらの情報元に共通している事象として、いずれも「物理的に存在していることを証明するのが困難な事象」であることが見て取れます。

このため、宇宙人や心霊など、神秘主義的な側面や、ややもするとやや胡散臭い側面もある、チャネリングという概念ですが、一方で、精神医学や心理学、脳神経医学などの世界という、学術的に信頼されている世界においても、やはり「物理的な証明が未だ完全にはなされていない事象が数多く存在している」ことは事実であり、この事象をもって「チャネリングのよって得られる情報に信ぴょう性がない(つまりでたらめである)」、と言い切ることはできない、ともいえます。

こういった事象を背景に持ちながら、情報を得るための手段であるチャネリングは、神秘主義的な領域と、学術的現実的な領域を、行ったり来たりしている概念でもあるのです。

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カテゴリ: その他

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