第三の目を活性化させることで得られる三つのメリット
スピリチュアルの世界でいわれている第三の目は、実は人間の機能として物理的に実際に備えられているもので、進化の過程において脳やからだの器官の合理化に伴い、現代人の機能としてはすっかり退化してしまっているものであるということがわかっています。
しかし例えばスポーツ選手やアーティスト、優れた経営者の技術的精神的な進化や溢れる自信を見てみると、第三の目に相当する機能を訓練や練習によって取り戻しているのではないか、という見方もできます。
かつて持っていた第三の目の機能を活性化した場合に得られるメリットの代表的なものは、まさにスポーツ選手やアーティスト、経営者達が体現している、といえそうです。
自分の直感を信じる!
近年のアメリカの代表的な経営者・実業家で、有名なアップルコンピュータの創始者スティーブ・ジョブズ(1955~2011)。彼はMacやiPodをはじめとしてiPadやiPhoneなどを開発し、ノートPCやスマホ、音楽配信デバイスの世界でも世界中で大きなシェアを占めるなど、近代的なIT端末の普及に多大な貢献をもたらしました。
スティーブ・ジョブズはその独創的な思想や経営手法から敵を作ることも多かったものの、後世に伝えられるべき数々の名言を残しています。
その中に、「他人の意見で自分の本当の心の声を消してはならない。自分の直感を信じる勇気を持ちなさい。」というものがあります。この言葉は、第三の目を活性化するメリットに直結する言葉ではないでしょうか。第三の目が覚醒すると、「直感を信じることができるようになる」とのことです。
第三の目覚醒の最大のメリット
このことは、第三の目が覚醒することで、真実の光、言い換えれば自身の存在理由や個体(ひいては集団全体)の進むべき道を見出すことができるようになる、ということを示しています。
自分の思想や行動に自信や確信を付随させることこそが、第三の目の覚醒の最大のメリットなのです。スティーブ・ジョブズは、このことに気づいていたのではないでしょうか。
そして、彼の決断がなければ、スマホやiPodに代表されるような、こんにちのITデバイスの普及はなかったわけです(スマホの操作性は、創世記のiPodやiPhoneがベースとなっていることは、万人が認めるところでしょう)。
第三の目の覚醒の最大のメリットは「自分を信じることができること」、そしてその根拠となる「自信・確信を得られること」、そして(結果として)「大きな推進力を生み出すこと」ではないでしょうか。