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テレパシーを具体化!?ブレイン・マシン・インターフェースとは

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近年、ブレイン・マシン・インターフェースというキーワードが話題になっています。英語の原語は「Brain-machine Interface(略称はBMI)」で、脳(=ブレイン)から発せられる信号を読み取り、機械(=マシン)へダイレクトに情報伝達するためのプログラムや機器を、総じてこのように呼んでいる(伝達先がコンピュータである場合には、ブレイン・コンピュータ・インターフェース、略称BCIといわれています)のですが、超常現象として取り扱われているテレパシーとの関連性は、どのようなものなのでしょうか。

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微弱な電流による脳波や血流の動きを読み取るしくみ

ブレイン・マシン・インターフェースの原理は、「思考時に脳内ネットワークで発生するといわれる、微弱な電流によって起こる、脳波や血流量などの変化を検知し、機械を動かすための指示に変換する」といった方式である、とされています。例えばある人が「テレビの1チャンネルを2チャンネル変えたい」と考えたとすると、この命令を脳波や血流の変化として検知し、リモコンやテレビ本体へ指示して、実際に物理的に1チャンネルから2チャンネルに変更する、といったものです。この一連の動きの中の、「思考の信号化と、機械への指示」をおこなう部分を、ブレイン・マシン・インターフェースが担う、というわけです。

 

テレパシーの概念と共通

一方テレパシーは、「言語や身振り手振り、文書等を使わずに、思考を相手に伝える手段」として、これまでは超常現象や、五感を超える「第六感」として取り扱われてきました。しかし、前述のように、「考えるだけでテレビのチャンネルを変える」という概念は、そのままテレパシーの概念として考えられてきた内容と一致します。つまり、ブレイン・マシン・インターフェースとは、これまで考えられてきたテレパシーの概念を、科学的に具体化するひとつの方法である、と捉えることができます。

 

センサーは実用化されている

テレパシー同様に、これまで心霊現象として語られてきた「気配」や「錯覚」などの概念は、現代では「人体の熱量変化の検知や、視野の特定による視覚の検知」などに置き換えられ、自動ドアや各種センサーなどの日常的なツールとして実用化され、浸透しています(とはいえ心霊現象の全貌解明には至っていないことも事実です)。同じように、テレパシーという領域に関しても、ブレイン・マシン・インターフェースという科学技術の進歩の中で、徐々に物理的な解明がなされ、実用化される日はそれほど遠くないのではないか、と思われます。

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カテゴリ: その他

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