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予知夢で潜在意識の形を知る方法。夢日記でのアプローチ

予知夢

 

眠っているときに見ていて、目覚めるとそのほとんどを忘れてしまうという夢は、心理学者の説によると、「潜在意識のあらわれである」といわれていたり、「膨大な記憶をランダムにつなぎあわせたものである」といわれていたりして、夢や予知夢を見る原因やメカニズムの全貌は、未だよくわかっていません。しかし、「眠っている間にしか見ることができない」以上、顕在意識、つまり「覚醒している状態の脳で考えられる範囲」ではないことは明白です。なにかと不明点が多い潜在意識ですが、夢や予知夢から、潜在意識の内部を知ることができないでしょうか。

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願望または記憶の組み合わせが予知夢の正体

予知夢は、潜在意識によって作られたもの、というのが通説です。私達が覚醒しているときに認識している、いわゆる顕在意識は、(一説によると)脳の機能のわずか数%~1割程度で機能しており、それ以外の領域は、すべて潜在意識である、ということです。つまり、脳の機能の大半は、潜在意識なのです。

 
「本当に起きることをあらかじめ示している」という予知夢は、膨大な潜在意識の領域から、無作為またはなんらかの優先順位に沿って取り出され、脳が本来持っている「物事を秩序立てて捉えることができるよう整理する」という機能を使って、ストーリーのある夢に仕上げている、といいます。
確証はないので仮説ではあるものの、予知夢の正体は「潜在意識の海」であり、夢で見た後に本当に体験することは「潜在意識の組み合わせの中で、偶然的中した出来事のひとつ」である、と考えられます。

 

 

潜在意識は顕在意識で認識できる?

「予知夢は潜在意識が作った可能性のひとつである」という仮説に則って考えるならば、顕在意識、つまり私達が「実在している」とはっきり認識できる領域に、潜在意識を認識させることは、可能ではないでしょうか。
「潜在意識を全部吐き出して順番に並べる」ということが、「まったく不可能なことではない」ということです。

 
手近な方法として、「夢を記録する」ことが考えられます。人間は眠っている間に何らかの夢を見ているもの、と考えられています。起きた後に覚えている場合もありますが、夢を見た人の印象に残らなかったり、肉体的に疲れていたりする場合には、夢を見ても忘れてしまうようなことも少なくありません。

 
ですが、覚えている場合もあります。このような場合に、夢の内容をすべて可視化するのです。たとえば、寝床のすぐ近くにペンとノート(またはPCやスマホばど)を置いておいて、目覚めたらすぐに、そのとき覚えている夢を記録します。この蓄積から、潜在意識の一端を知ることができるのです。

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カテゴリ: その他

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