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マウソロス霊廟だけじゃない!トルコのリゾート地ボドルムの観光

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世界の七不思議のひとつである、ハリカルナッソスのマウソロス霊廟は、現在のトルコ協和国のボドルムにあった、とされています。その建設は紀元前350年頃までさかのぼるとされていますが、長い間に起こった戦いや、地震などの自然災害の影響で、現在では土台部分のみが遺跡として存在しています。ここでは、ハリカルナッソスのマウソロス霊廟跡を有する、観光地としてのボドルムをご紹介します。

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トルコ国内では人気のある代表的なリゾート地

日本では余り知られていないボドルムですが、トルコ国内での人気は高く、リゾート地として栄えています。街の歴史は古く、紀元前11世紀頃にギリシャによって創建され、紀元前484年には高名な古代ギリシャの歴史家ヘロドトスを出し、紀元前353年頃には、当時のこの地の統治者であるマウソロスの死に伴い、ハリカルナッソスのマウソロス霊廟の建設が始まっています。その後1404年には十字軍による聖ペテロ城が建設され、以降オスマン帝国の統治、第一次世界大戦時の分割を経て、1923年に現在のトルコ共和国が建国されています。

 

イスタンブールから飛行機で1時間余り

トルコ共和国の首都はアンカラで、ボドルムはアンカラからおよそ520キロメートルの距離にあります。また、トルコ最大の都市であるイスタンブールからボドルムは、およそ820キロメートル、飛行機による移動だとおよそ1時間余りの距離になります。陸路だと、夜行バスなども運行している、とのことです(およそ7~8時間)。また、ボドルムは、トルコ国内では屈指のセレブリゾートでもある、とのことです。

 

ボドルムの見所

ボドルムは、古い歴史を持つ都市でもあるだけに、今は跡地だけになっているハリカルナッソスのマウソロス霊廟をはじめとして、周辺の円形劇場跡や、15世紀頃にハリカルナッソスのマウソロス霊廟の残骸を資材として使用しているボドルム城、そのすぐ近くに建てられた海底考古学博物館(ボドルム湾で30隻以上発見されている沈没船に関連する物品や資料が展示されています)、セレブリゾートならではの豪華ヨットによるクルージングツアーなどが存在していて、温暖なリゾートとしてだけではなく、観光地としても充実しています。地理的にエーゲ海に突き出た半島に位置しているため、近隣のギリシャ領の島(コス島やロードス島)へのアクセスも良好です(パスポートが必要です)。

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カテゴリ: その他

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