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さらなる不思議発見か?!ギザの大ピラミッドの隠し部屋

ギザのピラミッド
 
エジプトのギザの大ピラミッドといえば、紀元前2世紀頃の古代ローマ時代に提唱された、世界の七不思議の中でも最古の遺跡であり、なおかつ唯一現在でも建造物が残っていることで知られている存在なのですが、建造後4500年以上も経過しているにもかかわらず、未だに多くの謎を抱えている、世界的にも稀有な存在です。長年ギザの大ピラミッドに関する謎の調査を進めている中で、近年にも新たな事象が確認されました。隠し部屋の存在です。

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通気孔で見つかったドアと取っ手

隠し部屋を発見するに至るきっかけとなったのは、1993年の「ドアと取っ手の発見」でした。ドイツの技術者であるルドルフ・ガンテンブリンク氏が、ビデオカメラを装着したロボットを使って、ギザの大ピラミッド内部にある「女王の間」と呼ばれる小部屋の通風孔を調査した際に、部屋から通風孔つたいに「王の間」に向かって約65メートルほど進んだところで、石灰岩でできていると思われるドアと、青銅製と思われる取っ手を発見したのです。この調査結果によって、この場所に何らかの部屋が存在するのではないか、という仮説が立てられました。

 

その後見つかった文字らしき印

隠し部屋の存在の可能性は確認されたものの、その後調査はそれほど進まないまま20年近くが経過し、2010年代になってから、この隠し部屋に関する新事実が、イングランドはロンドンのCNNによって伝えられました。報道によると、前回と同じくロボットを使った調査・撮影をおこなったところ、隠し部屋と思しき場所の周辺で、謎の印を発見した、とのことです。印は赤い色で床の部分に描かれており、そこにあった石には、約4500年前のピラミッド建設当時の石工が残したと見られる印がつけられていました。この通風孔は、人間が通れるような大きさでないくらいに狭いため、ロボットによる潜入や撮影、作業をおこなわない限りは、入ったり作業したりすることができないはずなのですが、ロボットによって人間の作業の痕跡が確認されたのです。

 

ドアの取っ手は装飾品である可能性も

また、1993年に発見された青銅製の取っ手に関しても調査が進められ、その形状から「実用品ではなく装飾品ではないか(=よって、その先に部屋のようなものを製作する意図はなかったのではないか)」との議論がなされています。このように、ギザの大ピラミッドは、調べれば調べるほど、新たな謎を我々に投げかけてくる、現代においてもまさに「世界の七不思議」としかいいようのない存在であり続けているのです。

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カテゴリ: その他

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