ダウンジングで水道管を掘り当てる原理

「物事を、万人がわかる形に平準化して、かつ目に見える形に可視化したうえで、誰もが探すことなく何かを同じように理解する」、ということは、性別や性格、宗教や国、人種、血液型、身長、体重など、気の遠くなるくらいの属性の違いを持っている人間の中で、完全に実現することはないのではないか、と考えられています。

このため、ダウジングをはじめとして、「平準化しなくとも、また全部を目に見える形にしなくとも、探し物である何かを見つけることができる技術」は、いつの時代にも必要な要素として研究・探求され続けています。
投資や予知能力といったいわゆる「超能力」もその派生形のひとつなのですが、ダウジングで「地中に埋まっている水脈や鉱脈を発見することができる」というお話の中には、既に証明されている物理的な法則、つまり「万人が認める真実」も、実は含まれている、ということは、意外に知られていません。

超音波によって形状がわかる

ダウジングのお話をする前に、「触れたり掘ったりしなくとも、完全に物理的な属性を把握することができる」という技術の例をご紹介しますと、例えば魚群探知機というものが存在しています。
これは、超音波を海の中に発射して、超音波が反射して返ってくると、反射した地点に魚群があると認識し、漁業や釣りにおいて、実際に効果をあげているものです。

魚群探知機では、超音波がとらえた物体の大きさや密度を色であらわして、反射を返してきた地点が魚群であるか否かの精度を色で判別できるような機能を備えています。

また、超音波が返ってくる速度を測定することで、魚群が存在する水深をも特定することに成功しています。
魚群探知機の例を見るまでもなく、現代科学で説明できる事象については、さまざまな場面で「真実」として語られることが多い、といいますか、知らない人、経験していない人を含めて、実際に「真実、事実」として取り扱われています。

ダウジングがいまだ証明されていない理由

翻ってダウジングによって、水道管を探し当てる原理についてのお話ですが、なぜかこちらは「科学的な裏付けがない」、ということで、多くの人に「迷信」と同じような事象として認識されています。

現代科学を駆使すれば、何ら原理が解明できないということはありえないのですが、逆に言えば、現代科学をもってしても、「絶対に存在しないことを証明することができない」、ということなのです。

ダウジングによって、地中に埋まっている水道管の場所を100パーセント探し当てることができるか否か、といえば、100パーセントではないことは事実なのですが、ゼロパーセントではないことも、また事実なのです。
そして実際に探し出すことに成功したことに対する十分な説明は、未だに誰からもどこからもなされていないのです。

Tweet