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幽体離脱を数千回体験した?モンロー研究所の創始者とは


 
幽体離脱は、「半覚醒状態で意識と肉体が分離する」という事象で、いまだにそのメカニズムは解明されておらず、「多くの人は未体験」という不思議体験のひとつです。ところが幽体離脱を、40年ほどの間に数千回体験したという人物が存在しています。それが、モンロー研究所の創始者である、ロバート・モンロー博士(1915~1995年)です。

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睡眠学習の研究から派生して幽体離脱を体験

モンロー氏はアメリカの超心理学者として知られている人物で、1971年に自身の名を冠した超心理学研究団体であるモンロー研究所を設立しています。

もともとは睡眠学習の研究をおこなっていたのですが、1958年頃に初めて幽体離脱(彼自身は体外離脱、または変性意識状態と呼んでいます)を体験し、以降は超心理学としての幽体離脱の研究に没頭していた、とされています。

モンロー研究所は、現在もバージニア州に存続している、とのことです。

 

意識をコントロールする技術を開発

モンロー氏は、「睡眠学習の延長線上に幽体離脱を位置づけている」という非常にユニークな存在で、実際にヘミシングという音響技術を開発していて、ヘミシングは現在もモンロー研究所の体験プログラムのなかにに組み込まれています。

ヘミシングでは、音響信号を何層も重ねて、人為的に左脳と右脳の共鳴現象を発生させ、その結果として、幽体離脱を体験する(厳密には「脳が幽体離脱を現実の体験として認識する」)ことができる、といいます。

モンロー氏自身は、ヘミシング技術を使用せずに幽体離脱を体験することが可能である、とのことなのですが、特別な技術や体質を持っていない一般の人でも、ヘシミングを用いることで、幽体離脱が可能となる状態を作り出すことができる、といいます。

 

幽体離脱現象は作れる!

モンロー氏が提唱するヘミシングでは、「幽体離脱や体外離脱という特殊な状況は、(先ほどお話しした音響効果を用いて)フォーカス・レベルと呼ばれる状態を行き来することで実現できる」とのことで、数十個に分類されたフォーカスの入り口に相当する状態(フォーカス10の「肉体的に睡眠状態であるが、意識は覚醒している状態」、つまり半覚醒状態)にたどり着くことができる、ということです。

まだまだ超常現象としての側面のイメージが強い幽体離脱ですが、ヘミシングのようなユニークな技術を用いることで、今よりもさらに現実的で日常的な体験に代わっていく可能性は大いにある、といえそうです。

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カテゴリ: その他

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