ラッキーナンバーにゾロ目!日本にも世界にも数字のジンクスが多い理由とは?
世の中にあるジンクスの中で、数字にまつわるジンクスは多数あります。代表的なものとして、「4と9は不吉な数字」であるとか、「2年目のジンクス」等々、他にも「この場所に何回訪れたら。。。」等々、数限りなく存在します。
もちろん数字でないジンクスもたくさんあるものの、数字にまつわるものは、古いものから新しいものまで、非常に多岐に渡っています。なぜこんなにも数字にまつわるジンクスが多いのでしょうか。
ラッキーな数字とアンラッキーな数字がある
日本では昔から「4と9が不吉」といわれています。「4は死、9は苦」というふうに、数字自体に意味を持たせています。それではラッキーな数字はないのか、というと、「7と3」がありますね。
パチンコなどでは7と3が一番ラッキーなものとして扱われていますし、「ラッキー7」は野球や芸能界、食品においても一般的に浸透しています。そのほかにも、カブにおける「0(ゼロ)=ブタ」、関連して「893を合計すると下一桁目が0」等もあります。
また、欧米においては、キリスト教絡みで「13や666が不吉な数字」というのも古くから言われていて、今でもスポーツ選手などはその数字を嫌ったりしています。(そういえば日本では背番号4の選手は結構見かけますね。)
ジンクスに数字にまつわるものが多いことと、日本でも欧米でも「数字自体に意味を持たせている」ことは、関係がありそうです。
うれしいゾロ目
他にも数字絡みのジンクス、縁起かつぎに、「ゾロ目がでるとラッキー」というものもあります。先ほどお話したパチンコでも、7や3、その他のゾロ目で大当たりが設定されています。すごろくやサイコロゲームでも然りです。
関連するところでは、外出先で短時間の間に同じようなシーンを見かけたり、テレビを見ていて別のチャンネルで同じようなシーンやCMを見かけたりすると、なんとなくラッキーな気分になることも、人間心理的につじつまがあっていることなのかもしれません。
数字に意味があることや、ゾロ目がなんとなくラッキーな感じを持っていることと、ジンクスに数字関連が多いことは、なんらかの因果関係がある、と考えられます。
評価のしやすさ
さらに、数字というものには、ある種の「合理性を説明する」側面が備わっています。例えば、ジンクスとは畑違いのビジネスの世界では、感覚的なものよりも、数値で示せる報告や結果が重視されています。
「会計的な要素や実績は、数字を持って定量的に示さなければ認められない」世界ですので、当然です。
数字にまつわるジンクスが多いのは、数字がある意味「合理性を帯びている=信ぴょう性を高める効果がある」ということが原因である、と言えそうです。