本当のハッピーエンドのために…ジンクス活用で幸せを呼ぶ方法
映画やドラマ、小説や物語の世界において、「ハッピーエンド」という概念が存在します。映画を例にとると、序盤から中盤にかけて、主人公にはさまざまな障壁や苦難が展開し、「もうダメになるのか」というところまで追い詰められることもありますが、終盤から物語が良い方向に転がり出し、ラストには大団円ともいうべきいわゆる「ハッピーエンド」となって締めくくられます。ジンクス活用時のハッピーエンドとは、どういったものなのでしょうか。ここでは、ジンクスとハッピーエンドについて、考察してみます。
ハッピーエンドの定義
「ハッピーエンド」という言葉は、もとは英語で、「ハッピー=しあわせ」と、「エンド=終わり、終了」という組み合わせでできています。「ハッピーエンド」の意味合いを定義するとすれば、大きくは2つの意味合いを見出すことができます。まずは「ラストが誰から見ても良い状態であること=多くの人が共感できる終焉であること」、それから、「物語の序盤に、主人公が思い描いていた『目的や目標』に近い状態で、終焉を迎えること」という2つです。前者は、たくさんの人の価値観に近いこと、つまり「世の中の人のしあわせ」といった種類のハッピーエンドで、後者は「当事者にとってのしあわせ」、個別の価値観に依存したハッピーエンドであることがわかります。
ジンクスをハッピーに完了するにはどうすればよいか
ジンクス活用時にも、人類愛的な、誰もが共感できる目標と、当事者独自の限られた世界での目標が、同時または別々に掲げられていることが多いものです。たとえば「四つ葉のクローバーをみつけることができれば、願い事が叶う」というジンクスでは、周囲の人と一緒にしあわせになりたいという欲求と、恋や金運等の個人的な欲求の両方の目的が含まれている場合が多いものです。このように考えると、ジンクスにおけるハッピーエンドも、どちらかの「ハッピーな目標」がかなえられた時点で、まずは無事にエンドを迎えることができる、と思われます。ただし、人生は続きますし、ジンクスも期限があるものではありません。エンドはもっと先にあるのではないでしょうか。
本当のエンドはどこにあるのか
ひとつのジンクスで取り急ぎのハッピーエンドを迎えることができたら、次の目標に見合ったジンクスを見つけて、また歩き出します。ジンクスは、いろいろなバリエーションで、長く続く人生の、本当のハッピーエンドに向けて、背中を押してくれたり、勇気を与えてくれたりするものなのです。