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もはやナレッジベース?集合知としてのジンクスは未だ進化中!

情報
 
世の中にあるジンクスの大きな特徴として、日本だけでなく世界中で、非常に多くの人々とシェア=共有できていることがあげられます。「サムシングフォー」や「13の数字」といったメジャーなものから、「早起きすると良いことがある」といったものまで、個々のジンクスによって浸透度合いは異なりますが、これほど世界中で浸透している概念としては、「常識」や「宗教」に匹敵するものがあり、もはや「集合知」ともいえる存在です。ここでは、「集合知とジンクス」といった切り口で、ジンクスの特徴を考察してみます。

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集合知とは

集合知とは、「多くの人の知識が蓄積したもの、またはその蓄積された知識を体系化して、活用できる形にまとめたもの」といった意味になります。現状いろいろな人々のジンクスの認識は、まさにこの「集合知」という呼称がしっくりくるところです。

 

自然と共有するのはすごいこと

集合知としてのジンクスのすごいところは、まず第1に、国境を越えて非常に多くの人々が認識していることです。しかも、学校教育や子育てのしかた等、国や世代間、言語や文化、宗教の違いがある中で、それらを越えて共通認識としてとらえられているところは、奇跡的であるともいえます。第2のすごいところは、これらの共有認識が、インターネットの登場以前になしとげられているところです。インターネットの浸透により、以前にもましてさらに集合知としての蓄積スピードは加速していますが、それ以前にもインターネットに匹敵するくらいの情報の広め方が存在し、日々拡散がおこなわれていた、ということになります。まさに集合知としての理想的な進化を今も継続している、といえそうです。

 

ナレッジとしてのジンクス

経験や知識に裏付けされているこれらのジンクスは、「活用しない手はない」といいきれるくらいの有効性をもっているのではないでしょうか。「皆がやっているから自分もやる」といってしまうと、なんとも主体性がないようにも聞こえてしまいますが、ほとんどの人が何らかの認識を持っていることを前提に個々のアクション=活動をおこなうことは、ひいては周知の人々との助けあいや強調を誘発し、「しあわせになる=行動がうまくいく」可能性をあげてくれることになる、といった見方もできます。さらにこれらは多くの人々によって活用されることで少しずつ改善されていて、今時の表現で言うところの「ナレッジベース」としての位置づけをも持っています。このようにジンクスは、世界中の人々にとっての「ナレッジベース」として、今も進化を続けているのです。

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カテゴリ: その他

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