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ジンクスにもお国柄が出るってホント?国民性とジンクス


 
世界各国には「お国柄」という概念があります。人の性格を判断する材料として、血液型や星座、人種や文化、宗教等と並んで、「お国柄」も大きな要素です。国が違えば、活用されるジンクスも微妙に異なります。ここでは、お国柄とジンクスについて、考察していきます。

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国民性とは何か

そもそもいわゆる「国民性」とは何でしょうか。辞書等で調べてみると、「その国の歴史や風土に起因し、国民全体に見ることができると考えられる気質、性格」とあります。たとえば「日本人は勤勉で礼儀正しい」、「アメリカ人はおおらかで名誉を重んじる」、「イタリア人は陽気で愛妻家」といったように、概ね各国の国民性は、イメージで語られることが多いように思えます。これらの国民性は、実際には全国民を指しているわけではないのですが、逆に「必ずしもはずれてもいない」といったところでしょうか。

 

国によって異なるジンクス

こういった国民性やイメージを背景に、各国で活用されているジンクスも異なります。例えば日本では「茶柱が立つと良い事が起こる」や、「初詣等、神社仏閣に参拝すれば運が開ける」等が使われていますが、アメリカでは「うさぎの足を持っているとラッキーなことがある」、「テコムサの呪い(20年毎に、大統領が病死または暗殺される)」といったジンクスがいわれています。かたや「お茶」でかたや「うさぎの足」、食生活の違いもジンクスに反映されているようです。イタリアでは、「曲がっているピンや釘を拾うのは縁起が良い」といったジンクスが存在しています。日本ではあまり見かけない種類のジンクスであり、これも国民性の違いをあらわすジンクスのひとつです。一方、サッカーワールドカップにまつわるジンクスは、お国柄を超えて万国共通で存在しています。こういったところも、ジンクスの面白いところです。

 

しあわせになりたい気持ちは同じ

とはいえ、日本の「お茶や仏閣」、アメリカの「うさぎの足」、イタリアの「曲がった釘」と、活用するグッズは違っていても、ジンクス活用の目的は、「しあわせになりたい」ことで共通しています。文化や国民性の違いはあれど、また、何を持ってしあわせとするのか、というところに違いがあったとしても、「人として目指しているところは同じである」、というところは、非常に興味深いものがあります。ジンクスや、ジンクスに使われる材料はお国柄によって異なりますが、しあわせになりたいと思う気持ちは、万国共通なのです。

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カテゴリ: その他

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