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家の中を生理整頓すると幸せがいっぱい?お掃除にまつわるジンクス!

ジンクス

 

整理整頓は、実践できているかどうかは別としても、非常に多くの人が意識している概念であり、もはや「常識」の範疇ともいえる言葉です。
この概念は、特に日本や中国等のアジア圏においては、その傾向が顕著です。
もともとは、「乱れている状態のものを、正す」といった意味合いを持っていた、といわれている整理整頓と、巷で伝えられているジンクスが、結びつくようなところはないのでしょうか。
ここでは、整理整頓の概念と、ジンクスの関係性について考察してみます。

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整理整頓の効用

まず、整理整頓をおこなった場合の効果について、考えてみます。
整理整頓を心がけて生活していると、精神的にさわやかな気分を維持できる、という効用があります。
身の回りがかたずいていると、すっきりした良い気分に浸れる人が多いのは事実です。
反対に、「散らかっていないと落ち着かない」という人もいますが、心の中のどこかでは、後ろめたい気持ちが拭えない、というのが本音ではないでしょうか。
また、整理整頓をしていると、「探し物の回数が減る」、といった効用も見込めます。
きれいに片付いていると、何がどこにあるのかも、視覚的にもわかりやすい状態になります。

 

 

整理整頓と因果関係

一方、ジンクスやことわざ、故事、風水等は、基本的に「因果関係をあらわす言葉」で構成されています。
たとえば、「火のないところに煙は立たない」という言葉を分解してみると、「煙が立つ」という結果と、「火のあるところ」といった原因を見つけることができます。
整理整頓についても、単語でありながらその背後に因果関係を含んでいて、「整理整頓」自体が原因となり、さまざまな「良い結果」をもたらしてくれる、といえます。

 

 

ジンクスも然り

同様にジンクスも、「良い結果」と「それを作る原因」がセットになっていて、原因の方にフォーカスしてみると、良い結果を引き出す可能性そのものになっていることがわかります。
たとえば、「くしゃみ」が出たという結果に対しては、「誰かが噂をしている」ことや、「誰かが好意を持ってくれている」、といった可能性を感じることができます。
その結果、「くしゃみは誰かが好意を持ってくれている証拠」といったジンクスが作られています。
ことわざ、故事、風水のいわれ等、そしてジンクスは、先人が「整理整頓」のような「良い結果をもたらす原因」をピックアップして作り出し、脈々と伝承され続けている「役に立つ可能性を秘めた言葉」なのです。

 

 

掃除にまつわるジンクス

ジンクスや風水において、掃除や清潔にまつわるものはたくさんあります。
逆に、「汚い状態にしていれば、良いことがある」というものは、ほとんど見かけません。
物理的な意味合いにおいては、「清潔でいる」ことと、「良いことがある」には、因果関係がないように見えますが、こういったジンクスがたくさん存在しているということは、なんらかの根拠があるのではないか、と考えられます。

 

 

毎日トイレ掃除をすると金運がアップする

非常に有名なジンクスに、「毎日トイレ掃除をすると金運がアップする」というものがあります。
これは、風水の世界でも世界的にメジャーな部類の言葉で、少なくともアジア圏においては、一般的に通用する概念である、といえそうです。
ほかの場所を差し置いて「トイレの掃除」というところにフォーカスしているのがポイントで、「他の場所よりも汚れている=不浄な場所」を重点的に清潔にすること、またはそのように意識して暮らすことが、結果的に節約の心や、勤勉の心につながって、結果的に「お金が貯まる」のではないか、と考えられます。

 

 

ペットまわりをいつも清潔にしていると、良いことがある

同様の因果関係を含んでいそうなジンクスが、「ペットまわりをいつも清潔にしていると、良いことがある」というものです。
ペットを飼っている人にはそれほど気にならないような体毛や床材、トイレのにおい等は、ペットを飼っていない人にとっては「耐え難いほど汚い、臭い」といった感覚で捉えられてしまうことも少なくありません。

 
ペット周りを、トイレと同様に「他の場所より汚れていることを認識して、最優先で掃除する」という姿勢自体が、結果としての金運アップにつながっていくのではないか、と考えられます。
このように考えると、ジンクスや風水で示されているこの「特に不浄な場所を清めることを推奨すること」は、あながち迷信や都市伝説では片付けることはできない、といえそうです。

 

 

年末に大掃除をすると、翌年は良い年になる

先に述べた例と少し毛色は違うものの、やはり国民的な人気といいますか、非常にメジャーなジンクスが、「年末に大掃除をすると、翌年は良い年になる」というものです。
こと日本においては、ほとんどの人が意識をしているジンクスです。
大掃除は月一回おこなっても、春や夏におこなっても、物理的な意味合いでは「清潔になる」ことには違いありません。

 
「大掃除を年末におこなうことの意味」を考えてみると、やはり「人の姿勢の問題」が浮かび上がってきます。
年末をひとつの区切りと捉え、意識して清潔にすることが、結果的に目前に迫った「翌年正月」を、心身と環境共に「良い状態」にしてくれる効果がある、といえそうです。

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カテゴリ: その他

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