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二年目のジンクスがこれほどまでに注目される理由~ジンクス活用法

野球
 
「二年目のジンクス」という言葉、ジンクスを聞いたことがある人は、たくさん存在していると思われます。このジンクスは、日本において最も有名なジンクスのひとつであり、スポーツ界や芸能界、会社員、経営者、その他あらゆる場面や立場において、最もよく言われている言葉であり、もはや単なるジンクスとしてだけではかたずけられないような一般的な概念となっています。

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ここでは、このジンクスについて、科学者が物理の検証をおこなうような切り口(=1.いつ活用するか、2.なぜ活用したいのか、3.何をすれば良いのか、4.最大限活用する方法は何か)で考察してみます。

 

2年目のジンクスが登場する場面

いろいろなシーンにおいて、「そのシーンを体験している当事者の経験が二年目である」時に、本人または周囲の人がこのジンクスを意識します。多くの場合、当事者がそのシーンにおける初年度に、平均以上の結果を出している場合に使われています。たとえば、デビュー一年目から大活躍した野球選手が、年が明けた翌年のシーズンを開始するにあたって、初年度を超えられるかどうか、といった議論とともに、二年目の経験であることから「二年目のジンクスが該当するかどうか」というところに注目を集めます。「二年目のジンクス」の大方の認識は、「初年度よりも成績が下がる」というものであり、実際に成績が下がると「やっぱりな、二年目だからな」、という論調で語られます。

 

2年めのジンクスが取り上げられる理由

二年目のジンクスの場合、当人はじめ周囲の関係者は、「初年度よりも成績が下がる」ことを期待しているわけではありません。むしろ、「初年度より成績を上げて欲しい」と望んでいます。一方、マスコミや観客等は、やじうま的な目線で、「二年目には成績が下がるものだ」という前提に立って、当事者を見ることが多いものです。「他人の不幸は蜜の味」ではないですが、どういうわけか、人というものは、他人事に関しては、マイナスの結果を求めてしまうような例が多く見受けられます。二年目のジンクスは、当事者および周囲の関係者にとっては「一年目以上の成績を残す」ための決意であり、マスコミや観客等の当事者以外にとっては、「一年目よりもダメになるところを見たい」といった、相反する要求が含まれたジンクスであるといえます。

 

2年めのジンクスを最大限に活用するために

当事者にとっては、このジンクスを「気を引き締めるきっかけ」としてとらえ、精進するためのポジティブな要素として活用することが良い活用方法です。当事者以外にとっては、そもそも当事者ではないことから、「活用する」というところまでには至りませんが、二年目の当事者の行動や結果を見ることで、自分自身の判断の指標として活用するのがポジティブな活用方法といえそうです。

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カテゴリ: その他

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