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【ビッグフット3】ついに捕らえた?有名なパターソン・ギムリン・フィルムとは

ビッグフット

 

謎の猿人型未確認動物ビッグフットは、古くは1840年頃に、アメリカ・インディアンの伝承についてアメリカ人宣教師が残した記録や、1920年頃から報告され続けている数々の目撃証言により、その特徴や輪郭が少しずつ特定され、現在考えられているような巨大猿人の姿に至っています。
これらの目撃証言の中でも、おそらく世界でもっとも有名な例が、パターソン・ギムリン・フィルムです。

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これまでに4000件の目撃証言

ビッグフットの最初の目撃例としては、1920年頃のアメリカはワシントン州のビッグフットによる襲撃事件の報告があげられます。
この時点ではアメリカ・インディアンに伝わっている「サスクワッチ」という名称で、ビッグフットが語られていますが、複数のビッグフットに石炭坑夫が襲われた、とのことです。

 
1940年にもネバダ州で襲撃事件が起こっており、その際にはビッグフットの名称の由来となるような大きな足跡も残されていた、といいます。
1958年のカリフォルニア州での事例では、足跡の石膏型まで取っています。
ビッグフットの名称は、ワシントン州のビックフット研究家のレイモンド・ワラス氏が名づけた、とされています。
目撃報告は、現在までに4000件程度にのぼる、とされています。

 

 

1967年撮影のフイルムが全世界で話題に

その後1960年代になって、全世界が震撼する報告がなされました。
なんとビッグフットのフィルム撮影に成功した、というのです。
1967年に、元カウボーイのロジャー・パターソン氏と、その友人であるロバート・ギムリン氏が、ビッグフット(またはサスカッチ)を探して、一週間程山中を探索していた際にビッグフットに遭遇し、16ミリのカラーフィルムでの撮影に成功しました(このとき撮影されたビッグフットは、「パティ」と名づけられています)。

 
これがパターソン・ギムリン・フィルムなのですが、後年になって、前述のレイモンド・ワラス氏が「実は撮影に関与していて、着ぐるみによる捏造だった」と語ります。
その後2004年には、着ぐるみに入っていたとされるボブ・ヘイロニムス氏による暴露本「Making of bigfoot」が出版されるに至りました。

 

 

近年の再調査で謎が深まった

しかしこのフィルムについて、現代の特殊メーキャップ・アーティストであるビル・マンズ氏が、捏造説に異を唱えています。
1967年当時の技術では、撮影されているような精巧な着ぐるみは作れないだろう、と結論付けたのです。
この証言により、パターソン・ギムリン・フィルムの真相は「闇の中」となってしまいました。
諸説ありますが、更なる調査の結果が待たれるところです。

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カテゴリ: その他

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