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一見大きな違いがあるモチベーションとジンクス。その関連性とは?

モチベーション
 
「モチベーション」という言葉は、ひと昔前まではそれほど一般的な日本語としては使われていませんでした。企業活動において、日本企業の欧米化(実際にトップに外国人が就く場合も多数見受けられます)が進んでいたり、日本自体がかつての姿と比較して非常に欧米的な価値観、立ち位置になってきている(そのため近隣アジア諸国との軋轢が顕在化している、といった側面もあります)今、「CEOやCIO(=最高経営責任者、最高情報責任者)」、「ロジカルシンキング」、「システムデベロップメントライフサイクル」等の言葉が純粋欧米語からカタカナ日本語に変化してきている中で、モチベーションという言葉もまた日本語化してきています。ここでは、「モチベーションとジンクスの関連性」について、考察してみます。

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モチベーションとは何か

モチベーションという言葉は、もとは英語であり、「意欲のもとになる動機」という意味を持っています。カタカナ日本語としての意味合いもほぼ同義です。人が何かをおこないたい、何かを実現したいと思った時に、その願望のもとになっている要素、いわば「行動の原動力」を指しています。このモチベーションは、本能的に備わっているもの(=食べる、寝る等)を別にして、自然発生的にあらわれるものではなく、個人個人が持っている願望の根底にある価値観や方向感に起因しているもので、恋愛、仕事、家族、趣味等、様々な分野に派生しています。このモチベーションと、巷に広まっているジンクスとは、なんらかの関係性を持っているのでしょうか。

 

ジンクスの効用を再確認する

一方ジンクスといえば、「○○すると○○になる」といったわかりやすいロジックで、たくさんの人に共有されている集合知(英語で言うところのナレッジ)という特徴を持っています。多くの人に活用されているジンクスについて、自分でも活用してみる、またはあてはめてみることで、そのとおりになったり、ちょっと違った結果になったりして、結果をもとに再度行動を見直す、といった形で、いわば「トライ&エラーを繰り返すための道具=ツール」として活用されています。

 

モチベーションを補完するもの

こういった面から「モチベーションとジンクスの関係性」を考えてみると、「個人個人が持っているモチベーションと、その実現の行動=アクションについて、補完するためのツールとしてジンクスが活用されている」といったところが見えてきます。ジンクスは、モチベーションにもとづく人間活動の実現を補完するための、有効なツールとして存在しているといえそうです。

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カテゴリ: その他

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