長い運命線と短い運命線とでは何が違う?運命線の起点と長さで占えること
運命線は本当に人それぞれで、起点の場所も長さも様ざまです。ちなみに運命線の起点とは、中指の方向に伸びて行く線が始まっている場所のことを指します。
運命線が表すその人の運命は、その起点がどこで長さはどうなのかなどによって異なりますが、そのうちの代表的なものについて見てみましょう。
A. 感情線から伸びる運命線の持ち主は人生後半型
運命線と年齢の関係を割り出す流年法では、感情線と交差する地点は55歳とされています。
もし運命線が、この感情線と交差する場所を起点として中指に向かって伸びているとすると、55歳から(あるいは50歳代から)の運命しか表していないことになります。
それでは55歳以前の運命は全くないのかというと、そういうことではなく、なかなか定まらなかったり苦労があったり、ということのようです。
しかし、50歳代の半ばからは運命が落ち着いてきて、それまでの苦労が実り、幸せな晩年に向かって行く運勢になります。まさに人生後半型の運命の持ち主と言えるでしょう。
B. 頭脳線から伸びる運命線の持ち主は中年運が強い
運命線が頭脳線と交差する地点は35歳とされています。
この頭脳線の場所を起点として伸びる運命線を持っている人は、従って35歳(30歳代半ば)から開運する運命を持っていることになります。
30歳代半ばというと、仕事や結婚、子どもの誕生、子育てと、人生の大きな転機が訪れる時期です。それまではあまり思わしくない人生を送ってきていても、30歳代半ばになってやりがいのある仕事に出会ったり、結婚や子どもに恵まれ、幸せな家庭を手に入れたりと、これからの中年期に向けて華開く運勢の持ち主だと言えます。
C. 手のひらの半ばから伸びる運命線は社会に出て伸びるタイプ
運命線の流年法で手のひらのちょうど真ん中を30歳とすると、手のひらの半ばあたりから伸びていく運命線は、20歳代中盤から30歳代初めぐらいからの運勢の強さを表していることになります。
つまり、子ども時代や学生時代はあまりぱっとしていなかったとしても、社会に出ることによって運命は定まっていき、次第に頭角を現していったり、運命の人と出会ったりするようなタイプです。
もしまだ30歳になっていなくて、手のひらの半ばあたりから上に伸びていく運命線を持っている方がいらっしゃいましたら、たとえこれまでに幸せを感じたことがなかったり、辛い出来事があったとしても、目の前には良い人生が開かれて行くはずです。
右手(利き手)の運命線は努力を重ねることによって成長していきますから、自分の運勢が良くなって行くことを信じて運命を良い方向に育てて行きましょう。