「二股頭脳線」は実現力に優れたマルチ才能線。ただし二兎を追って一兎も得られないことも

頭脳線が途中から二本に分かれた「二股頭脳線」も、特殊な頭脳線のなかで比較的代表的なものです。

頭脳線が伸びていく先は、その人の才能と性格や価値観を示す

頭脳線の先は、才能と性格や価値観を示していますから、途中から二本に分かれて違う方向に頭脳線が伸びているということは、２つ以上の異なった才能や価値観を同時に持っている、または使いこなすことができる人だということになります。

二股頭脳線の持ち主は、マルチな才能を持った貪欲な人

頭脳線が比較的真っすぐに横に伸びていき、途中からもう一本の頭脳線が分岐して緩やかにカーブしながら、伸びているタイプの二股頭脳線の持ち主は、どんな仕事でもこなすことのできるマルチな才能を持った人だと言われています。
頭脳線の一本は感情線の下の第二火星丘と呼ばれるふくらみの方向に伸びて、ものごとを合理的に現実的に対処できる能力を示し、途中から分岐して第二火星丘の下の月丘と呼ばれるふくらみの方向に緩やかにカーブしながら伸びている線は、バランスの取れた想像力の持ち主であることを示しています。

つまり想像力に優れながら合理的でもあり、何事にも対処してアイデアや理想を具体的に実現できる才能を持った人であるということです。
また現実と理想や想像の２つの領域を求める、貪欲さに溢れた人でもあると言えます。

 
よく考える力を持ち、実現力に優れている頭脳線が途中で二股に分かれているということは、基本的に頭脳線が長いということになります。
従って、どちらかといえば旺盛な知的欲求と想像力を働かせてよく考える熟慮タイプであり、夢をかたちにしようとするロマンチストタイプでもあります。
しかし横に比較的真っすぐに伸びる頭脳線を持っていますから、考えや夢をただの思考や空想に終わらせず、きちんとした現実感覚で計算しながらものごとを実現しようとする、とても実現力に優れたタイプの人であると言えます。

よほど頑張らないと、二兎を追って一兎も得られないことも

ただし、夢も現実も、理想もお金もと、どうしても両方の充足を求めてしがいがちですから、いくら実現力に優れているとは言っても、よほど頑張らないと実現しない場合もあります。
この二股頭脳線を持つ人は、マルチな才能があるのに器用貧乏になったり、取りかかったことが中途半端に終わったりしないように、常に強い意志を持ってものごとに取組む必要があるかも知れません。

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