あなたの疑問に答えてくれる占いはどれ?~占いはこんなに種類がある
ネットなどで気軽に占ってみるぐらいなら良いのですが、真剣に占ってもらいたい、本格的に占いに触れたいと思った場合、たくさんの種類があってどれが自分に合っているのか良くわからない、という方もいらっしゃるかも知れません。
はたして占いにはどんな種類があるのか。日本で一般的に知られている占いをざっとまとめてみることにしましょう。
占いの大きな種類
占いは世界各国にありますが、日本でよく行われているものでは大きくは、東洋系の占いと西洋系の占いに分かれます。
東洋系だと中国を起源に持つものが多く、代表的なものには四柱推命や易、風水など、またインド起源の手相占いなどがあります。西洋系では、西洋占星術やタロット占いが代表的なものだと思います。
ですが東洋西洋を問わず占いは、その性格や占う基本的な方法から大きく3種類に分類されます。この3種類を中国では「命」「卜」「相」と区分しています。
運命や宿命を占う「命」
誕生年月日や時刻、生まれた場所をもとに占うものは、「命」という種類の占いです。
命または推命(スイメイ)とは、星や太陽、月などの天体の動きや中国では陰陽五行の思想に基づいて、その人の持って生まれた性質や傾向、人生の大きな流れなどを占うことです。
ちなみに、運命と宿命の違いを皆さんはご存知でしょうか。宿命とは「命を宿す」と書きますが、”宿された命”=つまりあなたがいつどこで生まれたのかは、自分では変えようがありません。宿命とは、そういう本人が変えようのない絶対的な事柄のことです。
反対に運命とは「命を運ぶ」ということで、この世に誕生したあと周りの環境や自分の行動で”運ばれてくる”ものです。運命は周囲と自分とによって作られていきます。
「命」の種類の占いで代表的なものには、四柱推命や算命学、西洋占星術や星座占いなどがあります。最初に誕生年月日を聞かれる占いは、この「命」のカテゴリーの占いというわけですね。
これから何が起こるかを占う「卜」
占うためのある行為を行って、そのときに出た内容をその占いの法則やそこから見えるもの考えられることと照らし合わせて、これから起こることなどを観る種類の占いを「卜」といいます。
その人の思いや何かに導かれた偶然などが共感して、そこから出てきた結果が占いの基になりますが、それをどう読むか、どう観るかによって大きく左右されるのが特徴です。
「卜」の種類の代表的な占いとしては、易(卜易)やタロット占いなどがあります。神社で引くおみくじもこの「卜」の種類の占いです。
目に見えるものから吉凶を占う「相」
インド起源の手相のように、その人の身体や住んでいる家、大切な持ち物などに表されている運命や吉凶を読み取り占う種類のものを「相」といいます。
手相占いや風水、姓名判断が代表的ですが、夢占いなどもこの種類に入ります。
このほかに「霊感占い」というものもありますが、普通の人には見えないものを観て判断する霊感占いを「相」の種類とするのか、別のものとするのかはよくわかりません。別のものなら全部で4種類になりますね。