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女性の占い好きには科学的な理由があった

一般的に、男性に比べ女性の方が占いが好きな人が多いようです。
思考の傾向に男女の違いがあり、その考え方によって占いというものをどう捉えているかが違うからなのです。

 

占い

 

人間の思考パターンは、アンドロゲンというホルモンの働きが関係しています。お腹の中にいる胎児期にこのアンドロゲンというホルモンの働きにより、男女の思考パターンが決まると言います(東京学芸大学の三田雅敏氏らの研究)。

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理論的な男性と感覚的な女性

男性は理論的で分析が得意、女性は直感や好き嫌いの感覚で物事を判断するという傾向にあると言われます。実際にたいていの男女がそういう面を持っていることが周りの人を見てもわかりますね。

思考の傾向だけではなく、大脳に蓄積されてきた太古の昔からの経験値にも男女の差はあるようです。肉体的に女性よりも狩りに向いていた男性は、村に女性を残して狩猟にでかけました。食料を調達するために狩猟をするとき、これまでの経験を分析し、より効果のある方法で狩りを行ったことでしょう。
また、体力勝負になることも多かったはずですから、男性は自分の力で生きていくという経験をたくさん重ねてきたのです。

一方女性は、村に残って植物の栽培や子育てなどしていたのですが、女性同士協力し合って生活をしていました。話し合うことでトラブルを避けていたでしょうから、女性は誰かに困りごとを相談することにあまり抵抗を持たないようになっているのです。

 

行動にも影響している男女差

そんな男女の違いは今の「考え方」や「行動」にも影響を与えていますから、やはりどんなに文明が発達しても、男女の思考パターンの違いはなくならないことでしょう。

女性は、悩みを持ったとき、誰かに相談したり話し合ったりすることで解決しますから、人の意見を訊く耳を持っていると言えます。ですから、占い師の言うことも、完全に信用するとまではいかなくても、頭から否定することなく聞くことができ、納得がいく内容なら行動にも取り入れたりします。

 

男性は、悩みを持ったとき、自分の力で解決しようとします。周りにいる他人が自分の敵である可能性も考慮すると、むやみに自分の弱みを人にさらすことは避けるでしょう。そんな訳で、占いをあまり信じなかったり、聞く耳を持ちにくいのだと言えます。

 

 

男性・女性の「おまじない」に対する考え方の違い

占い師との関係と似ているのが、「おまじない」「おまもり」などを信じるかどうかです。
こちらもやはり、女性の方がよく「おまじない」をしていたり、「おまもり」を持っていたりします。男性は科学的根拠がないとか、自分の経験上あり得ないとか、様々な理由で「おまじない」「おまもり」などをあまり信じない傾向にあります。

 

しかし、「おまじない」とよく似た「ジンクス」に関しては、スポーツ選手や営業マンなども実践していることがあります。
これは「前回ホームランを打ったときに着ていた下着の色」や「以前この服を着ていたら大きな契約が取れた」など、ある程度本人が経験していることだからです。
女性から見たら「おまじないだって同じ」なのですが、自分が経験したことだから「ジンクス」としてまた次の機会にも取り入れているのです。
また、男性はその「ジンクス」が「精神安定剤」になっているということまで理解していますから、無意味なこととは思っていないのです。

 

 

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この記事は当ブログのライター「ナッツ号」が書きました。

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