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スピリチュアルな世界と占いの関係

「スピリチュアル」という言葉は最近当たり前に使われるようになりました。
英語の直訳で言うと「スピリチュアル」とは、「精神的な」「霊的な」「聖霊の」という形容詞になります。

 

スピリチュアル

 

また、「その神社を訪れると、とても厳粛な気持ちになった」など「神様の前で清々しい気持ちになった」というときの「厳粛な」という形容にも使われます。目に見えない世界を表す、とても清らかな美しい言葉のようですね。

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スピリチュアルとサイキックの定義

これに対し「サイキック」という言葉があり、こちらは「超能力」「透視力」など人の能力を超えた「超常現象」についてよく使われているようです。
科学では説明のできないことだけれど、目に見えて何かが起こる、というイメージでしょうか。

占いはどちらかというと、英語では「サイキック」という表現がよく使われているのです。タロットカードで占いをするお店も「サイキック」という言葉が使われていることが多いようです。カードから情報を読み取る能力がいわゆる「超能力」ということなのでしょう。

 

日本で「サイキック」という言葉は、いわゆる「スプーン曲げ」「透視」「テレパシー」などの超能力にしか使われないためあまり一般的ではありません。そのためか、英語圏で「サイキック」と表現されるものまですべて含めて、今の日本では「スピリチュアル」という言葉で表現されているようです。

例えば、「霊視カウンセラー」を「サイキックカウンセラー」というとなんだか嘘っぽくて怪しいけれど、「スピリチュアルカウンセラー」というと、良い印象ではないでしょうか?そんなふうに、日本ではイメージの良い方の言葉を使う傾向にあります。

 

18世紀以降、近代科学が発達し「科学的・論理的に証明できないことはすべて迷信である」といった唯物論的考え方が世の中の主流になりました。その流れは現代まで続いているのですが、それでもやはり、科学や常識では解明できないことが実際に起こっているということに対し、最近では科学者や物理学者自身が研究を始めています。

 

 

スピリチュアルと占いの関係

先ほど説明したように、占い師の持つ能力はある意味「超能力」であり、「霊視」や「直感」が使われています。
ですが、日本ではそれらもまとめて「スピリチュアル」というイメージの良い言葉でまとめていますので、「スピリチュアル」はとても広い意味を持つ言葉と言えます。

 

ですので、占いもほとんどが「スピリチュアルな世界」と解釈されています。
占いの結果を「聖霊たちなどが」もたらしてくれているとしたら、たしかに「スピリチュアル」なのが占いでしょう。
過去世を占うものなどは、占いとはいえほとんど前世を使ったカウンセリングとの境界線がないものもあり、それが占いの幅広さ、奥深さを物語っています。

 

ある種の計算や数式などで導き出す種類の占い(四柱推命など)も、占い師の力量で当たる、当たらないの評判は違うのですから、タロットカードやルーン占い同様、現れる数字や方位、絵柄などをどう読み取るのかが極めて重要で、その部分はやはり、科学では証明できていない「スピリチュアル」で「サイキック」な部分なのでしょう。

目に見えない世界だから信じない、というのは科学が発達してからの常識になりつつありました。しかし現代では、「見えないけれども確実に存在する世界」として誰もが「スピリチュアルな世界」を心のどこかで認めているのかも知れませんね。

 

 

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この記事は当ブログのライター「ナッツ号」が書きました。

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