> >

ピラミッド・アイ・タブレットを取り巻く都市伝説

269665
 
日本に限らず世界中で、一般に目にしている事実や報道とは別に、何らかの大きな勢力が、意図を持ってさまざまな事象をコントロールしているのではないか、といった「陰謀説」や「策略説」が語られることが多いものですが、1980年代に南米エクアドルの廃坑から発掘されたという、ピラミッド・アイ・タブレットについても、学術的な調査が十分には進んでいない中、さまざまな憶測や推論が飛び交っています。

スポンサードリンク


 

「目」に秘められた意図

ピラミッド・アイ・タブレットの大きな特徴であるプロビデンスの目は、国章の裏面の絵をはじめとして、紙幣の図柄や学校の紋章など、アメリカにおいてさまざまなところでモチーフとされているのですが、これまでの調査によって、ピラミッド・アイ・タブレットは、(製造目的や時期は判明していないものの)古代エジプトのピラミッドや神話などと、なんらかの関係性を持っている可能性がある、とされています。こういった現況から、「実は紀元前の古代エジプトより以前には、世界統一の文明(または共同体)が存在し、古代エジプトの建国や、近年のアメリカの建国などが、意図的におこなわれているのではないか」、という仮説がささやかれています。ピラミッド・アイ・タブレットは、その証拠のひとつである、というのです。

 

地球レベルの共同体が存在した可能性も?

ピラミッド・アイ・タブレットも古代エジプトのピラミッドも、オリオン座をモチーフとした細工や配置がおこなわれていたり、目に相当する概念(ホルスの目とプロビデンスの目)を持っていたり、処女懐胎の伝説(イシスとマリア)を持っていたりと、地理的にも時間軸的にも異なるにもかかわらず、多くの共通点を持っています。しかも、ピラミッド・アイ・タブレットに刻まれた文字は、エジプトとも南米とも一見関連性のない、古代インド圏の先サンスクリット語であったりと、現代の国家を超越した、地球全体レベルの共同体存在の可能性を示している、とも解釈することができます。こういった解釈からさらに飛躍して、「何万年も以前に宇宙から飛来した異星人が計画し、数千年かけて現代の国家を構築したのではないか」、といった推論も飛び出しています。こうなるともはや都市伝説の域ですが、肯定論も否定論も、未だ立証はされていないこともまた事実です。

 

その概念は日本をも巻き込む

実は現代の日本においても、「ピラミッド・アイ・タブレットがあらわしている概念を持っている可能性が見受けられる」事象が、いくつか存在しています。例えば現在の千円札の図柄ですが、印刷されている富士山の上部に、野口英世の目が重なり、ピラミッド・アイ・アブレットと同じ構図に見えることは、オーパーツフリークの間ではよく知られていることです。他にも、プロビデンスの目をモチーフにしているようにも解釈できる、企業のロゴマークが複数存在していたり、工業技術の世界における、指紋認証の先に開発されているという網膜認証が、プロビデンスの目を思わせたりと、例には事欠きません。本格的な学術検証の結果展開が待たれるところです。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

カテゴリ: その他

Comments are closed.