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フランケンシュタインは夢じゃない!人造人間の起源と未来のお話

怖い話
 
フランケンシュタインは、世界的に有名な想像上のモンスターのひとつです。その発祥は古く、1930年代に、同盟の原作をベースにアメリカで映画化されて、その後全世界でメジャーな存在となりました。フランケンシュタインは、ある意味こんにちのアンドロイドやサイボーグ、ロボット工学の原点ともいえるキャラクターです。ここでは、フランケンシュタインにまつわる考察をおこなっていきます。

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フランケンシュタインの由来

フランケンシュタインというキャラクターは、「大男で顔や体がつぎはぎだらけの人造人間」という設定で、首には釘のようなものが刺さったままになっているという、かなり特異な風貌を持っています。1930年代の映画では、フランケンシュタインを演じた俳優が、その怪演から世界中で人気を博しました。この「フランケンシュタイン」という名称は、もともとこの人造人間を作り出した科学者の名前という設定で、このモンスターの名称ではありませんでした。

 

アンドロイドとサイボーグ

今より何十年も前には想像上のキャラクターだったフランケンシュタイン=人造人間は、今では科学技術の1ジャンルとして語られるほうが多くなっています。アンドロイドやサイボーグといった呼称は、一昔前ならSFの世界のキーワードだったのですが、今ではニュースや論文、製品開発など、ビジネスや学問の分野で語られることが多い、という現状です。ちなみにアンドロイド(といってもスマホOSではなく、人造人間のほうです)とサイボーグの違いですが、アンドロイドが人体全部を再現した全身再現型人造人間であることに対して、サイボーグは体の一部を人造化したもの、またその人造化したパーツを指している。ということが定説になっています。そういった意味では、フランケンシュタインは体全部を人造的に作ったキャラクターですので、アンドロイドのカテゴリーに近いものである、といえそうです。

 

未来のフランケンシュタインは

フランケンシュタインは、その後1990年代に入ってもリメイクされ、近年も題材として取り上げられつつリメイクは繰り返されています。時代的には人造人間は、医学の領域を含めてかなりリアル世界でも浸透してきているのですが、今後はどうなっていくのでしょうか。多くの過去の想像上のモンスターがそうであるように、今やかつての想像は現実化され、さらにその先へ進もうとしています。時代の流れと科学の進歩を考慮すると、この先の未来においては、映画ではなくリアルなフランケンシュタインの想像も、夢ではなくなる日も来るのではないのではないでしょうか。

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カテゴリ: その他

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