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日本の「4」や欧米の「13」など不吉な数字のジンクスを科学する

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メジャーなジンクスとして、「不吉な数字を嫌う」というものがあります。日本では「4(死)、9(苦)、42(死に)、49(死苦)」等、欧米では「13」が不吉な数字として知られています。日本の方は死ぬ、苦しいにちなんだ数字、外国の方は死刑台に向かう階段の数に使われたりしています(とはいえ13には諸説あり、キリスト教から来た良くない数字説や、「聖なる数字」の裏返し説、はたまたゲルマン民族の12進法由来説等があります)。

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ここでは、このジンクスについて、科学者が物理の検証をおこなうような切り口(=1.いつ活用するか、2.なぜ活用したいのか、3.何をすれば良いのか、1.最大限活用する方法は何か)で考察してみます。

 

1. どんな時に活用するのか

このジンクスは「縁起が良くない数字、不吉な数字」として広く浸透していますので、数字を選ぶときに避ける、といった使われ方をしています。とはいえ連続している数字の一部ですから、どうしても順番や番号などであたってしまうことはあります。スポーツなどでの背番号では、4や9が普通に使われている例もありますので、一般的なイメージほどには、全ての人が忌み嫌っているわけではなさそうです。

 

2. なぜそうなりたいのか

不吉な数字を避ける理由としては、やはり「ハッピーになりたい、無難な状態でいたい」という意識が働くため、ということが考えられます。ここぞという場面=なるべく結果を出したい場面において、少しでも良い結果を導くための手段を講じたい、といった場合に、多くの人に「不吉」とされている数字を避ける、ということが考えられます。とはいえ実際には4や9は、「1、2、3」または「6、7、8」の次の数字でもあるので、それほど神経質には考えられていない、というところが実情ではないでしょうか。少なくとも、科学的な根拠はなさそうです。

 

3. 何をすれば良いのか

科学的根拠がないとすると、このジンクスを知って実施すべきことは、それほど重要なことではないようにも思えてきます。この数字を避けることによるメリットが、実際問題として想定できないからです。そうすると、「困ったときの人気薄」ではないですが、むしろ多くの人が避けるところを独占できるようなメリットでさえも生まれてくる可能性があります。あくまでも一般論ではありますが、「不吉」である科学的実際的根拠がない以上、「どんなときにも大勢の人と同じ行動をしたい」といったタイプの人でもない限り、必要以上に神経質になる必要はないかもしれません。

 

4. 最大限活用するには

結論としては、このジンクスに関しては、「必要以上に気にする必要はない」ということがいえそうです。経験則に基づいて設定されたものではなく、オカルトの要素が強いジンクスとして意識する、というところが結論になります。

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カテゴリ: その他

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