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思いは人を強くする…ジンクスとリーダーシップのメカニズム

職場
 
「ジンクスとリーダーシップ」というと、一見何の関係性もないように思えますが、実は社会活動におけるリーダーシップの中で、「ジンクス的な要素」は有効に活用されています。「良いリーダー」のもとには、「良いジンクス」が「縁の下の力持ち」として作用していることがあるのです。ここでは、ジンクスとリーダーシップの関係性についてご紹介します。

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思考は現実化する

まず、「思いは現実化する」という概念からご説明します。ここでいう「思い」とは、人それぞれ持っている願望や希望といったものと同じ意味で、それは場合によってはジンクスに託されていたりします。たとえば、「赤い車を見ると良いことがある」といったジンクスを持っている場合、無意識のうちに赤い色のものを探しているため、車に限らずいろいろな赤い色のものが目に付く、ということがあります。これは、ジンクスに込められているその人の「願い」が、その人の視覚や聴覚、行動全体に波及して起こっている現象です。特定のことに注意を向けることで、ジンクスの実現可能性をあげているのです。

 

強い思いを持つ

この「ジンクスに対する思い」、ひいてはジンクス自体が願い、希望であるとするならば、そのジンクスを信じている当人だけではなく、周囲の人達にもその思いは伝わるものです。それが希望などのポジティブな思いの場合、ネガティブな思いよりも、より強く伝わります。世の中で発揮されている正しいリーダーシップのメカニズムの多くは、こういった現象が関係しているのではないでしょうか。アニメやドラマ、映画の世界でも、「思いが人を強くする」という概念はよく描かれています。ある人が抱いている、信じているジンクスは、周囲の人達をいい意味で巻き込んでいくパワーを持っているのです。

 

コミュニケーションのツールとして活用する

またジンクスは、「リーダーの想いを伝えるためのツール」としても有効です。先ほどの「赤い車を見ると良いことがある」を例にとると、リーダー自身が信じているジンクスを実現できている=赤い車を見た日は、良い日としてリーダーは振る舞います。リーダーは「良いジンクス」として、「これを信じていると良いことがある」ということをメンバーにも伝えます。そうすることで、メンバーを含めてグループみんなで良い日を過ごすことができますし、その理由、根拠も(非科学的な部分があるものの)示すことができます。このように、ジンクスはグループにおけるリーダーシップの発揮にも活用することができるのです。

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カテゴリ: その他

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