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紀元前に作られたオーパーツ 水晶で作られた頭骸骨「水晶髑髏(クリスタルスカル)」

水晶

 

オーパーツと呼ばれる一連の品々をご存知だろうか?

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オーパーツとは?

とある場所で人工的に作られたと思われる品物が発見され、年代測定の結果それが相当古い時代の物であると判定された。
しかし、その時代にあるはずのない技術で、あるいはその時代に存在しないはずの材料からそれが作られていたとしたら…。

 
そのような物のことを、Out-Of-Place ARTifactS(場違いな所に現れた、人の手で加工された品物)、略してOOPARTS(オーパーツ)と呼ぶ。
アメリカに、「ヘッジズ・スカル」と呼ばれるオーパーツがある。

 

 

遺跡から発掘された水晶の髑髏

「ヘッジズ・スカル」は、水晶で作られた髑髏(クリスタルスカル)である。
水晶で作られた髑髏は、実は地球上に多数存在している。工芸品として、又不思議なパワーを信じる人達の信仰の対象として、高い技術を持つ職人の手によって作られているのである。
その水晶の髑髏が、どうしてオーパーツと呼ばれるのか?

 
1927年、ベリーズ(旧イギリス領ホンジュラス)の遺跡で、イギリス人のF・A・ミッチェル=ヘッジスが水晶でできた髑髏を発見した。
およそ女性の頭蓋骨のサイズの水晶髑髏は、全く継ぎ目のないたった一個の水晶から出来ており、加工の跡も全く見られなかった。
この遺跡は紀元前のものであり、水晶を髑髏の形に磨き上げる技術はありえないものであったため、この髑髏はオーパーツとされた。ミッチェル=ヘッジスが所有しため、別名「ヘッジズ・スカル」と呼ばれている。

 

 

ヘッジズ・スカルの真偽

ミッチェル=ヘッジスは髑髏発見後、直ちに発掘を中断して髑髏と共に帰国してしまった。
発見現場をヘッジズ以外誰も見ておらず、実際に発見したのは、養女のアンナであると言う人もいる。またある調査によると、ヘッジズ・スカルは、過去にサザビーズのオークションに出されていたのではないかとも言われている。

 
スミソニアン研究所による「ヘッジズ・スカル」の調査では、ダイヤモンドで研磨した形跡がみられたため、19世紀以降に制作されたものであると判断された。
しかし、調査されたスカルは、「ヘッジズ・スカル」の偽物であったという噂もある。

 
「ヘッジズ・スカル」に太陽の光を当てると虹色に光る、「ヘッジズ・スカル」を通して眼窩から出た光を見ると催眠状態に陥る。とも言われている。
様々な憶測や噂が飛び交っていたが、ヘッジズ親子はそれらについて一切コメントすることはなかった。二人が亡くなった今となっては、真実は闇の中である。

 

 

「ヘッジズ・スカル」は現在どこにあるのかわかっていない

現在、「ヘッジズ・スカル」は故アンナ・ヘッジズの夫であるビル・ホーマンが所有しており、アメリカ国内にあるとされているが、定かではない。

 
「ヘッジズ・スカル」は現在完全に非公開で、ホーマン以外は誰も見ることも、触れることもできなくなってしまっている。
「ヘッジズ・スカル」の真実が暴かれないようにするためと言われているが、果たしてそれはどちらの真実なのか…。現在も謎のままである。

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