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1万2千年以上も前に海底に沈んだ古代都市、アトランティス。謎は未だ解明されず

アトランティス

 

伝説の古代都市アトランティスは、1万2千年以上も前に大西洋上に存在したと考えられている巨大な島の上にあったとされる。非常に繁栄し大きな軍事力を持ったアトランティスは、神の怒りに触れて島ごと海底に沈められ消えてしまった。
果たしてアトランティスは本当に存在したのか?それとも神話の一つにすぎないのか?

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ソクラテス達の対談が、伝説の始まりだった

世界中に名前を知られ、今なおその場所の探求が続くアトランティスについては、世界中で多くの書籍が出版されてきた。そもそも、アトランティス伝説の始まりはどこにあるのだろうか?
アトランティスの名前を初めて世に知らせたのは、紀元前400年頃の偉大な哲学者プラトンの書物であった。
「ティマイオス」と「クリティアス」という書物は、ソクラテス、ティマイオス、クリティアス、ヘルモクラテスという偉大な4人の対談に幼いプラトンが同席し、その内容を記述したという形式で書かれている。
その中で、理想的な都市国家アテナイ(ギリシャのアテネ)の敵国として、アトランティスのことが詳細に記されていた。この記述が、全てのアトランティス伝説の元となっている。

 

 

プラトンの書によるアトランティスの姿

プラトンが聞いた話によると、ギリシャ神話に出てくる、海の神ポセイドンとアトランティスの原住民の間に生まれた子どもが初代アトランティスの王になったとされる。
アトランティスは、地下資源、野生動物や家畜、農産物などに恵まれた、豊かな島であった。
直径約900メートルの島の周囲に、3段階の環状の水路が設けられ運河で結ばれていた。アトランティスは騎馬、兵隊、軍船などの軍備を有し、アテナイと戦いを繰り広げた。繁栄するにつれてアトランティスの人々は神への信仰を疎かにするようになってしまった。
怒ったゼウスが洪水を起こし、アトランティスは海に沈んで消えてしまった。

 

 

アトランティスに関する噂

プラトンの書以外にアトランティスに関する情報は存在せず、遺跡も、海底に沈んだ島の痕跡も全く残っていない。アトランティスについての様々な噂が語られているが、真偽のほどは定かではない。

・アトランティス人は、優れた知識と能力を持ち、テレパシーを使った
・アトランティス人は、並外れた能力と体型を持ち、身長は3mを超えた
・オリハルコンと呼ばれる超金属を用いて、船や飛行機を造った
・12000年前、小惑星アドニスが地球に衝突しアトランティスが消失した

 

 

アトランティス探索の最新情報

2011年、スペイン南部のアンダルシア地方、ドニャーナ国立公園に広がる広大な湿地帯の下に、環状の構造物が発見された。伝説の古代都市が眠っている可能性が高いという調査報告がされている。
2013年5月、ブラジル・リオデジャネイロ沖の大西洋にある海底台地で、陸地の痕跡が発見された。ブラジル政府は、アトランティス大陸のような陸地が存在した極めて強い証拠だ。と考えている。
アトランティスは本当に存在したのか?どこにあったのか?いつかその謎が解明される日が来るかもしれない。

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