沖縄に「シーサー」が伝来したのはいつの頃でしょうか。 別の記事でご紹介しましたが、シーサーまた別の呼び名でシーシーは「獅子(しし)」のこと。つまり古代オリエントから、ユーラシア大陸中央部やインド洋、東シナ海などのいくつかのシル …
獅子舞の歴史をざっくり見てみると、16世紀の初めに伊勢の国で始まり、やがて17世紀には伊勢から江戸へあるいは全国へと広がって、江戸時代には正月を寿ぐ芸能として定着して行ったと考えられています。 伊勢から全国に広が …
沖縄から見ると遥か遠くのユーラシア大陸の西域、中東オリエントやエジプト、そしてインドの百獣の王ライオンは力の象徴、神や王そして都市を護る守護獣のシンボルとなり、やがて中国に伝わって「獅子」となりました。 西域のライオン、そして …
日本のお正月の風物詩といえば「獅子舞」があります。現在では実際に見られることは少なくなってしまったのだと思いますが、お正月のテレビ番組などでどんなものかご存知の方は多いのではないでしょうか。 江戸時代には始まって …
沖縄の「シーサー」がどこから来たのかを辿ると、古代中国の「獅子」そしてその先にはインドや中東オリエント、エジプトなど西域のライオンがいて、ユーラシア大陸を西から東へと流れる大きな文化の伝播が背景になっています。 今回は、そんな …
沖縄の方たちには言わずもがななのですが、本土から行くと沖縄に来たなーと感じさせるのは、気温の高さは勿論のこと肌に直接感じる南国の空気感、青い空と海、そしてどこにでも見かける「シーサー」の像です。 都市部では少なくなったのかも知 …
「四大精霊」ひとつとしての空気と風の精霊「シルフ(シルフィード)」は、16世紀に錬金術師で神秘思想家のパラケルススによって命名されました。 それからおよそ170年後の18世紀に、イギリスの詩人アレキサンダー・ポープはシルフを登 …